岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

5/20〜21 変わらず東北、山菜の宴へ(その1)

ひと月ぶりの盛岡はこれといって何かが大きく変わるわけでもない。でも、離れてみると少し懐かしさも感じてしまうわけで、ピックアップの時間までしばし、観光客として街を歩いてみる。そういうのは得意だ。

盛岡駅に向かって歩いていくこととして、起点はバスセンターのあたり。既に建物はなく更地に。次の計画はあるようだが、今は少しアスファルトを敷いて、バスの一時待機場所に使っている。

この辺りの名所は、もっきりやの平興商店や、八幡宮周辺のディープな街並みだがまだまだ陽は高い。

 

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東屋本店でお昼にする。ここの名物はわんこそばではなくてカツ丼だと、固く信じている。正午にはまだなっていない時刻でも既に2階へは待ち時間が出ている。それだけ観光で来ている人が多いと(地元の人間は誰かが来ない限り行かない。由来そのまま、要するにもてなし料理だ。美味しく味わうものかは別にして。)

 

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壁に貼られた色紙の一部は名物がカツ丼であると高らかに宣言する。

別に出汁が特別すごいとか、そういうわけではないのだけど、肉が惜しげもなく乗っていて、スパイシーさが後を引く。肉らしさに芯が通っている。一応、お椀そばとそば湯は出てくる。

 

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駅に向かって歩く。
岩手銀行のレンガ造りにカメラを向けたのも久々だ。
CMに触発されたわけではないが、バスを左下に入れるとしっくりくる。

石割桜も完全に葉桜だけど撮ってしまう。こんなものだと素通りしていたけど、立ち止まるとやっぱり名所だ。ただし、期待して足を運ぶものではない。満開でない限り、時計台と肩を並べる残念スポットになりかねない。


大通は適度に賑わっている。相変わらず昼間からタクシーが多い。


駅につく手前で今宵の酒を仕入れる。
少し前まではタクシードライバーが岩手の新鋭だったけど、今は赤武だ。
夏酒がちょうど出ていたのでこちらを。
純米を軽く燗つけて、を思い描いていたがこちらはしゃっきり冷やしてこそ。


アイーナの下で拾ってもらって、アスピーテの方へ。麓で熟成酒の酒屋に寄り道、今回はなんと新酒を勧められる。これには理由があるはず。抗わない。

ベアレンの山葡萄ラードラーについ手が伸びる。

 

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そして何度目かそろそろ数えきれなくなってきた『ゆきの小舎』に到着。今年も山菜の宴に参加する。
荷物を置いて、お酒を冷まして、温泉へ。安定の後生掛、火山風呂で慣らして露天でのんびり、箱蒸しでしゃきっと。

 

こうして臨戦態勢が整う。

高速バス乗車記録 伊丹空港行き&大雨の秋田へ

2017年7月22日

ハービスOSAKA 11:40 →  11:59伊丹空港

阪神バス 運行便

 

どこかにマイル旅その2、今回引いたのは秋田、昼便でサクッと行って帰るのスケジュールがあてがわれる。普通に買ったのでは、こんなスケジュール組むわけがない。今回も最短距離の高速バスで20分足らずの道のりにて。

炎天下というか、灼熱地獄の大阪を歩いてハービスのターミナルへ。

 

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既に車両は待機していた。珍しくなにわナンバー、2006年式セレガで「阪神電鉄」の上にシール貼って「阪神バス」どことなく塗装もやや褪せている。

とはいえ、社内は11列の標準パターンでシートもくたびれたところはない。

昼の飛行機が少ない時間ということもあり、乗客は僅か6名でそれぞれが思い思いに散らばる閑散とした車内、道路も混んでるということはなく、今回もサクッと早着した。

工事が目下進行中で今回の降車バス停はJALが使う北ターミナル正面すぐそばで、JALが経営再建で整理解雇やった関連の組合活動やってた。不当解雇といってもねえ、珍しく要件満たしたとしてある程度是認されている話だし、国鉄と同じで、ちょっとゴネ得を狙ってるようにしか見えない。業界的には上り調子なのでここにこだわらなくても、と思うが事情は人それぞれなんでしょう。

 

***

 

秋田行きは一応、条件付き運航ということに。でも、搭乗前からの雰囲気からも問題なさそうという感触はありありと。

 

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だいぶ数が増えてきたE190型だけど、クラスJ大したことないのわかっているので大人しく普通席に。搭乗率6割ぐらいで横も空きでのんびり過ごす。

北上するにつれて雲が増えてくる。やっぱり秋田はそれなりに降っているらしい。

 

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着陸態勢、積乱雲に突っ込む瞬間ガクッとジェットコースターの様に大きく上下動あり。

 

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逆噴射も使って長い長い着陸滑走

 

帰りにヒヤヒヤな旅路、とりあえずスタート 

高速バス乗車記録 長崎空港リムジンバス

2017年7月9日

長崎駅前15:55 → 16:42 長崎空港

長崎県営バス 運行便

 

土日を使って長崎へ。ピーチが最安だが、本数とか変更可とかのバランスを考えると神戸からのスカイマークが使い勝手が良い。

 

長崎空港へのアクセスはもっぱら高速バス、県営バスvs長崎バスの構図が路線網を発達させた。

今回は県営バス便を長崎駅前の交通会館より。入って手前の県営バスホームから出発(階段下った奥の島は九州号専用)

 

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バスの始発は茂里町なので定刻直前に滑り込む。車内は前方荷物棚を設置した空港仕様になっているが、シートモケットは旧事業者のまま。どうやら、和歌山のクリスタル観光で使用されていたみたい。車内は12列なので路線バスとしてはやや狭い。

 

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ちなみに県営バスは公営企業なこともあり、ウェブサイトの片隅で「公金支出明細」としてバスの購入費やら整備・燃油代まで細かに公開されている。

それによると、これは同形式のバス5台で7,400万ほどの費用が計上されているので1台約1,400万で購入したということに。これに加えて、路線投入に向けた改造費も結構な額が計上してあった。そんな中でシートモケットを取り替えないのは?だけど、現行で乗り心地に問題があるわけでもないし、運行に支障はないからか。

 

乗客は長崎駅前を出発時点で15名ほど。途中の大波止や中央橋にも一応停車するが乗車はなし。一応、新地までの区間利用もできるみたいで運賃も出ているがこの範囲での利用客は見たことがない。ちょっとした穴場かもしれないが、路面電車、あるしね。

 

新地ターミナルで8名乗車、決まりになっているようで運転手が下車してロビーに声をかけにいく。それに呼応して乗る人はなし。

 

発車するとすぐに左に折れて高速道へ。多良見インターまでは片側1車線で少し詰まった流れ。

それを引きずって若干の延着で空港へ。

 

県営バスもいつの間にか中古車が幅を利かすようになってきた。

 

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5/6 GW関西巡りその3 足を伸ばして神宮へ・後編

参拝を済ませて、さてここからは食べ歩きの時間である。

まずは出てすぐ右手の赤福(支店)へ。本店まで歩くよりも、まずこの名物を。
席に着くのに行列ほどではないが、でてくるまではのんびりと。

 

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赤福に、赤福氷の定番を。

高いレベルで安定した名物、といったところか。
これ食べるために伊勢に行こうとまでは自分は思い至らないけど、伊勢に行ったら、食べておかないとと思う段階
あとは、てこね寿司?地ビール?地酒??

 

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地酒は試飲コーナーが混んでいたので、地ビールを豚捨のメンチカツ片手に。
あとは伊勢うどん

 

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たまにはるるぶじゃらんが描く観光客をひた走る。

レーダーとにらめっこしていたが、やはりこのタイミング、午後に一雨サッと降る。店の中でやり過ごして横丁や参道を散策、手ぬぐいとかどうだろうと思いつつ、手は伸びない。

 

下り切って、バスで戻る前に猿田彦神社へ。会社で乗る車用のお守りを買っていく。(岩手時代は靖国神社の交通安全守をつけていた。繰り返すが右翼ではない。雪道でスリップした週末、ちょうど東京にいたから買っておいたに過ぎない。)大阪では心機一転して、正統に交通安全な社のお守りで。

バスで伊勢市駅方面へ向かう。移動中にゲリラ豪雨に遭遇するが、今回も幸いに直接打たれることはなく。

 

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少し時間が開いたので月夜見宮も参拝する。
人がおらず、ゆったり造りをみていられる(先ほどの「せんぐう館」の復習)穴

場だったかと。

 

さて帰りの特急まで1時間、後残したものは・・・松坂牛!ということで
1つ前の難波行で松阪まで。やってきたのはかなり古くなった特急で、うーん快適とは?これで2時間弱は、ちょっとつらいと思う車両だった。とはいえ、今回乗るのは15分ほどなわけで。

 

滞在1時間で、しかも飲食店のアイドルタイムに松阪牛を食べる方法・・・


駅から歩いて10分強のところに回転寿司ならぬ、回転焼肉の店があると。
それに賭けてみる。「一升びん 宮町店」

 

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到着したら3組の待ち、早く早くと心にデットラインて緊張の時間、いれるのは

20分、食べる時間を考えると待てるのはあと10分弱・・・そんな切羽詰まった考えで食べるものではないのかもしれない。でも、本場に来たからには。

そんな落ち着かない時間を過ごして、考えていたギリギリのタイミングで席が空く。流れているお肉はざっとみたところ、松坂牛ではなさそうだったので、カルビからホルモンまでサッと注文してパッと焼いて。こんな手軽でスピーディーな焼肉は初めて。

 

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いやでも、美味しかったですよやはり。駅弁つまむより、かなりコスパ良い。

 

道すがらのセブンイレブンでキリン一番搾りの「三重」を買い込んで、駅へと急ぐ。帰りはリニューアル編成にあたり少し快適な空間にて。

 

5/6 GW関西巡りその3 足を伸ばして神宮へ・前編

続く3日目はさらに遠く、もはや関西でもないんだけれど伊勢エリアへ。

 近鉄伊勢志摩ライナーで日帰り往復、滞在は7時間ほどなので外宮と内宮みてのんびり散策にはちょうど良い時間かな。

前もって1週間前に指定席を取っておく。微かに期待したが「しまかぜ」はもちろん満席で普通の近鉄特急ということに。それでも行きはアーバンライナーの親戚で多少は快適な旅になるはず。

 

 

9時過ぎに難波を出発して、1時間半ほどで伊勢市に到着する。
車窓は住宅地からいつの間にかどことも知れない山の中に突っ込んでいき、紀伊山地をはさんで反対側に。連休中でやはりほぼ満席、車内はこれといって見どころあるわけではないけれど、この時間の移動なら十分快適な空間だった。

 

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駅前がすぐ参道になっていて、ものの数分で外宮にたどり着く。「せんぐう館」を後にするか先か迷ったが、まずは流れに乗って参拝へ。

 

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パワースポットと称するものが何者でどういう気配を感じるものなのかよく解さないが、とにかく心が穏やかになっていくのがわかる。前回訪れたのは確か2年半前、ちょうど式年遷宮が終わった直後で、その時と比べると建材が空間になじんでいるとも感じる。

特急の混雑から、もっと多くの人々が殺到しているのかと思いきや、覚悟したほどではなくて参拝にも長蛇の列にはならない。少し雲行が怪しい予報だったのも影響してだろうか?

毎年行く、までではないにしても、数年おきに定期的に立ち寄っておきたい場所だとは思う。特に信仰心が篤いわけではもちろんないが、伊勢神宮で心落ち着かせることができるのは日本に地に足つけて生きているからだと思う。右とか左とかの思想の問題ではない。むしろどちらかというと左の人間である。


ぐるっと参拝をすませて、復習に今回もせんぐう館へ立ち寄る。
ちょうど12時で、御正殿の原寸大模型を使った解説を聞けたのが幸運だった。建材をリサイクルして、鳥居や全国の神社に活用されているとは。まさか焼き払うとは思っていなかったが、なるほど。
展示で瑞穂の国の美しさを丹念に説かれると、大阪に作ろうとした何某の軽薄さが浮き彫りになるよね。


内宮へはセオリー通り、バスで移動する。近鉄のフリーパスに含まれていて、ちょうどバスを1回使えば元が取れるくらいの絶妙な価格設定になっている。
増便の貸切バスタイプで快適な移動に。

そろそろ空腹を感じる時間になってきたが、煩悩を振り払って(?)まず参拝することに。

 

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五十鈴川のほとりにあった、瀧祭神にて。石段を登って内宮にも参拝

 

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昼下がりはやっぱり人が増えて、外宮よりもざわついた雰囲気を多少感じる。
神社関係は朝、できるだけ早くに向かうのが良い。

5/5 GW関西巡りその2 奈良市内をざっくりと。

関西シリーズ2日目は奈良方面に。これで残すは徳島県のみ。
というか、この期に及んで奈良が残っていたのが我ながら不思議ではある。

 

大和路快速でJR奈良へ。既に観光地循環の「ぐるっとバス」は大混雑でいつ来るかわからない云々の案内が。諦めて表口の路線バスで東大寺方面に向かう。
しばらくは順調に進んだが、市役所の先のエリアに入ると人でごった返す。やっぱり観光名所のGWだなと。

わかってても、その人酔いしそうな密度には少し気がまいってしまうもの。歩くようなスピードで進み、定番だけど大仏様と、煎餅を食べつけた鹿たち。

 

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その密度がすごい、そして煎餅を持っているか否かを瞬時に見極めて。野生の感の無駄遣い感はあるけれど…

そのまま脇の参道を春日大社に向かって登っていく。二月堂からの展望にはっとしたり、谷間に佇む茅葺きの茶屋にホッとしたり。この時期にしては十分に熱いのだけど、合間にこころ休めつつ。

 

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春日大社まで一通り参拝して、茶屋で休憩にする。だいぶ空腹に達していたので、ある程度食べられるものを。
万葉粥と柿の葉寿司のセットをいただく。

 

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後に柿の葉寿司を和歌山名物(の鯖寿司と勘違いして)と思い込んで買ってしまうわけだけれども。こうしてこまめに旅の記録を残しておくべきと反省


ここから法隆寺などさらに回っていく時間もないので、最初の「ぐるっとバス」を使って駅の反対側、平城京跡に行ってみようかと思う。
起終点の市役所前は混んでいると見込んで、ひとつ前の奈良ホテルから乗り込む。これが正解!40分間座りとおすことに成功した(そして、ほぼ夢の中・・・)

そうして到着した平城京は、サッカー場よりも広い空間に、門と、広場と、広場と、御殿がひとつ。

 

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もちろん、すべてを再現するにはそれこと一大テーマパーク的な規模になってしまうのかもしれないけれど、いくらなんでもこれは寂しすぎるだろうと。

 

何かしまいに外れくじを引いてしまった感が否めず、曇り空な気分のまま近鉄大和西大寺駅まで歩く。

 

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モヤモヤをビールで晴らすべく、大阪に戻って串カツで一杯。半年前は次いつか来るかわかんないからと立ち寄った通天閣も、住んでみるとまた表層の大阪のひとつでしかないとわかりつつ、でも、麓には美味しいものがあるという。

 

まだまだ天王寺側のアーケードにあるディープなエリアに踏み入れる自信はない、当面の目標にとして。

5/4 GW関西巡りその1 神戸中華街&掬星台

大阪に来たばかりの連休は流石に落ち着いて行き先を探す余裕もなく、足元の基礎編ということで。

まずは神戸方面へ。そこから3日間、奈良・伊勢と続くわけだけれども、大阪拠点に日帰り×3で軽く。明らか混んでる京都は今回回避して落ち着いたタイミングにじっくりと。

 

さて、昼過ぎにのんびり阪神で元町まで。南京町に上ってみると予想以上の混雑に飲まれる…

 

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それでもやっぱり名物は食べておかないとなので、老祥記の豚まんを。

行列…は広場を龍踊りのように曲がりくねってここが最後尾ですよと。んー、かなり待つな。仕方ない。

実は持ち帰り組も同じ列に並んでいたので回転は良く、いやそれでも30分弱待ってようやく店の前へ。店内の狭さを思い知る。長テーブル2つで定員16人と行ったところ。そりゃ、捌ききれんわ。

 

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この後も食べ歩くので、軽めの3個に。

肉汁がすごいが、皮も受けとめるためか甘めに作ってあり並び甲斐ある味だった。桃太呂ぐらいあっさりしてたほうが好みだけど(中華街比較、いや、あっちはあるの思案橋だ)、うん、行列には理由がある。みんなそれなりの合理性を持って生きている。

 

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次は隣で神戸牛をほんのちょっと齧り、向かいに移動して麺類を。

おっ、刀削麺がある!と期待して注文したら…うん、1杯300円だもんね…

削るわけでなく、削った風にもならないマックナゲットと同じく形の揃ったぴらぴら麺がさっと茹でられて登場

味は悪くなかったんだけど、違うでしょ。

 

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勢いに任せてもう1軒、今度は安定感を求めてケンミンビーフンへ。焼き小籠包とビーフンで、これはきっちり及第点取ってくる味

 

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ビールが欲しいが、この後も行列覚悟の移動なので我慢我慢…

 

混んでなければ路地裏のパイプ椅子的な店で餃子とビール!も楽しみたいが、またそれは次の機会に。

 

 

中華街を回ったあとは、夕暮れに合わせて六甲山からの夜景をと。
三宮から一番近そうな掬星台へ。

ケーブルカー駅までの直通バスは駅から出る・・・が本数が少ない。南側のロータリーから出発する様子だったが、場所がいまいち掴めず、その次の「地下鉄三宮駅前」に向かう。予想は少ししていたが、明らかに積み残されそうな行列の後ろにつく。ほどなくして目的のバスがやってきたが、既に過積載に近い。ほんの数人だけが乗り込んで発車・・・
続行便など出るわけでもない。次は30分後・・・このままではどうにもならないので、続いてきた2系統・六甲駅行きに乗ることにする。終い少し坂を登るがまだましということで。
その選択をしたのはごく一部、大多数はそのまま待っていた。次も満席だと思うのだけど、結局どうしたんだろう?

観音寺バス停で降りて5分ほど登山、ケーブルカー麓の駅に着く。帰りはおそらく1時間半待ちと告げられるが、ここまで来て戻るわけがない。登りも乗り換えのロープウェイでしばし待たされる。

 

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日も暮れて、完全に夜景の時間となって掬星台に到着

 

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少し雲に押され気味で、星は全くだけれど、大阪まで見渡せて、立体の長崎・造形美の函館に対して、規模で押し切る神戸といったところか。
三脚、持って来ればよかったけど、まあそれも興ざめではあるので、手すりに固定して、できるだけ頑張る。


帰りは既に完成されていた1時間半待ちの行列へ。少しずつ、着実に前に進むのだけど、20:50の最終時刻は簡単に過ぎていき、その30分後に下りはじめる

観光地とはいえ、残業、ちょっと申し訳ないです。

直通バスは既に終わっているので、来た道戻って観音寺から三宮へ戻る。 

高速バス乗車記録 THEアクセス成田

 2017年6月10日

成田空港第3ターミナル11:25 → 12:39 東京駅八重洲

JRバス関東 運行便

 

2017年6月11日

東京駅八重洲南口12:10 → 13:10成田空港第1ターミナル

平和交通 運行便

 

2週連続の東京行き、それも再びの成田空港で、やっぱりアクセス手段は苦労するところ。

行きはバニラエアで3タミ到着、そうなると必然的に脱出手段はバスになってくる。帰りはピーチなので鉄道でも良いのだが、鎌倉から横須賀・総武線乗りっぱなしで向かうよりも東京駅で乗り換えた方が安く・早いためこちらで。(成田エクスプレスやスカイライナーという選択肢はもとよりない)

 

***

 

高速バスの客層と似たいかにもLCCな雰囲気ながらほぼ満席のバニラエア関西→成田便は少しばかり早着した。荷物は預けていないのでそそくさとチケット売り場に向かいたいところだったが、かなり後方の座席だったのでバスも2台目に回されており売り場は既に長蛇の列

 

東京駅行きが大半なので、その部分のカウンターを増やすなり、自動券売機を併用するなり、混雑が一時的に集中しやすい場所だけに改善の余地はかなりありそう。並んでいてはどのバスになるかも見通せないので、素通りしてそのままバス乗り場へ向かう。
こちらもかなり長い列だけど、とりあえず1台目で乗れそう。係員に「現金でも良いですよね?」と念押しして列につく。

程なくしてバスが横付けされる。
予想通りほぼ皆が時間指定券で乗っていく。5人ほど前に現金で乗ろうとしている状況になって、慌てて列を分け始める…むむむ、乗れないのか?
ほぼ満席になったところで、現金精算組もOKになり、前方通路側の席へ。
最終的に、全員は乗れなかった模様
普通にターミナルでチケット求めていてはこの便間に合わなかったと思われ、これは正解だったかと。

というわけで満席で第3を出発、一応第2にもよって定刻まで待機するが、予約もないし駆け込みで来られても乗れない状況、第1は通過させるという話が出ていた。案の定、発車後ドアが開くことなくそのまま高速へ。

東京駅→成田空港は各ターミナル利用価値がありそうだが、空港発は実質第3専用と考えた方が時間を損しないと思われる。


車両は、JRバス関東の11列後方トイレ付、13年式だがナンバーは再登録で新しい。もともとは袖ヶ浦ナンバーで、さらに検索すると同じJR車番で東北の画像も出てくる。一時期レンタルされてたのかは不明

満席なのでどことなく落ち着かない。車窓に目をやるまでもなく、カーテンは閉められている。
渋滞は無さそうなので、溜まってるこのブログを書きながら過ごす。

 

このバスは終点が銀座駅なので、JRバス恒例の日本橋口ではなく、東京駅に向かい合うかたちで八重洲口の路上バス停に到着する。

ちょうど、1本前の平和交通便が客扱いを終えたところだった。かなりスムーズに早着

 

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***

 

総武線地下ホームから八重洲南口のバスターミナルまでは東京駅を3D的にも対角線な移動になるのでやはり10分ほどはかかってしまう。

昼食代わりにおにぎりを買ってバス停に向かうと、予約乗車が終わりかけのところだった。危ない危ない…

今回はビー・トランセグループの平和交通便、JRが組む共同運行相手としては異色の比較的新参組だ。それだけ、成田空港線にさっと食い込みたかったのだろうか。

間際の滑り込みもあり、今回もほぼ満席での出発に。

 

車両は日野セレガの14年式、まだまだ新しいはずなんだけど、時折下から突き上げるような振動があり落ち着かない。荷物に起因しているのか?いや、定速巡行しているタイミングだから荷物が動くとは…?

 

そんな謎の振動以外は問題なく、道も混んでおらずの早着気味

成田空港の構内に入ったのが13時ちょうどごろ。第2で15名ほどが降りて少し余裕が出る。ここから第1までが少し遠いが、1時間ちょうどで到着した。こちらでも10名弱が降りていったのでLCCターミナルまで向かったのは半分弱ということになる。時間帯にもよるのかもしれないが、空港発とは全く違う使われ方をしていた。

 

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そして、成田空港のピーチカウンター、簡素すぎ。

高速バス乗車記録 あそう号 香取神宮→東京駅

2017年6月3日

香取神宮14:35 →  15:41東京駅日本橋

関鉄グリーンバス 運行便

 

香取神宮を参拝したのち、さすがにもう歩いて佐原駅まで戻る気力はないので、数百円の違いなら座って移動した方が楽だと下調べしておいたこのルートを選択する。

京成子会社の関鉄、その子会社の関鉄グリーンバスが単独運転する東京駅〜鉾田駅(※廃線の結果、鉄道はないらしい)線・あそう号というらしい。

 

千葉の私鉄なら京成グループなわけで、ただこのルート設定がよくわからない(観光需要をあてにしているダイヤでもないし、わざわざ立ち寄る程の先でもなさそうだし)

現地にて、バス停はすぐに見つけられてひと安心、佐原駅から歩いてくる途中には佐原香取ICの案内もあり、なるほど高速に乗る手前、ルート上だったと合点がいく。バス停横の駐車場は溢れかえっており、基本的には車で来る観光地ではある。

 

参拝ののち、14:26発に合わせて5分ほど前にバス停へ戻る。先客は4名、あとから4名、思いの外多い。

 

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定刻より少し遅れてバスが到着する。旧型のいすゞガーラでちょっとレトロ感漂う関鉄カラーを纏う。

乗車時に精算なのでしばし停車、東京駅までは1,750円、2,000円でお釣りを受け取る。

車内には既に20名ほど、車両は11列後部トイレ付きなのでそれなりの乗車率になる。幸い、まだ窓側が空いていた。

 

発車すると程なくして佐原香取ICから東関東道へ。切通しの道が続くので景色は楽しめない。程なくして成田を通過、この辺りから柵に変わる。

歩き疲れたので夢心地に。市川の本線料金所に向けて減速したところで一旦目が覚め、直射日光当たり始めたのでカーテンも閉めてふたたび落ちる。

首都高も全く渋滞はなく、呉服橋ランプを降りたところで38分、定刻より約20分の早着でお馴染みの日本橋口に。

 

1日6往復、全て鉾田発の東京駅折り返しダイヤになっていて、東京側での滞泊なし。車両はややくたびれつつあったが、運転手は丁寧で快適な移動だった。

 

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高速バス乗車記録 伊丹空港行き&富士山の風景

2017年6月3日

ホテル阪神6:29 → 6:58伊丹空港

阪神バス 運行版

 

今週末はJALガチャないしサイコロの旅こと『どこかにマイル』で東京へ。3週間前に予約して、花巻・成田・新潟・松山の中から成田行きが指定された。花巻なら山登り、成田はとりあえず東京、新潟なら星峠とか美人林に、松山ならしまなみ海道チャリかな。そう考えていたら、当たったのはとりあえずの選択肢…まっ、実質往復6000円だし、良しとしましょう。

 

さて、8時の出発に高速が多少混むことを想定するなら…ハービス7時前には乗らないと。先週の岩手行き復路で実はホテル阪神(福島駅)経由便が存在することを知ったので、されば駅に近いこちらの方が楽だと。大阪空港交通の時刻表では出てこないが、阪神バスで開くと朝夕に5番ほど立ち寄る便が出てくる。

ホテル阪神6:29発が7時過ぎに伊丹空港、これにしよう。

 

福島駅前のホテル阪神に着いたのは出発間際、ICカードでそのまま乗車する。先客は5名、ホテルに泊まっていたのか、環状線で周辺から来たのかは定かではないが、みな使い慣れた様子で。

 

バービスの停車場が反対車線になるので北新地側から回り込む。まだ渋滞するような時間でもないので5分ほどで到着、ここで12名乗車で空港バスらしい雰囲気に。

 

福島に回り込んで、少し混みつつある池田線を北上して伊丹空港へ。安定の早着で滑り込む。

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さて、渋滞などなどを一応折り込んでいたので1時間ほど時間が空く。

国際線機材なので、クラスJ=ビジネスクラスシートにアップグレードしてみたいところだったが、あいにく満席

とりあえず、背徳感溢れる朝からビール

 

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駐機していた機材はひと昔前の767で、おいおい、国内線機材よりも古いのではないかと。シートもややくたびれつつ…だが、まぁ成田まですぐだから、ただ、んーこれで中国とかなると、大陸系の方が快適なのかも?

 

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離陸すると大きく旋回して上昇しつつ雲を切る。中部地方あたりまで進むと晴れてきて富士山が楽しめそうな空に。

 

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伊豆半島と富士山

先週よりも雪がさらに少なくなって、いよいよ夏山のシーズンに。でも、まだ登らないかな。空から眺めるくらいでちょうどいい。

 

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 国際色あふれる、と言いたいところだが全日空とスプリングジャパンが主体にみえる成田空港に着陸

 

さて、こういう時にしかいかなさそうな場所へ。まずは豆まきの成田山