蓮華寺は紅葉シーズンはさながら観光寺院と化すらしい。さっきの瑠璃光院が近くて、修学院離宮も散策圏内・・・比叡山と合わせて確かに1日コースが組める。
でも、この日は紅葉でもないド平日、狙い通りにのんびり過ごす。
入り口の「修学旅行お断り」、言いたいことは良くわかる。一見さんお断りみたいでちょっとビビったわけだが。
微妙な曇り具合と腕のなさで、写真ではいい感じに色出ていない&確かに池の水は濁っていたが、座って心浮かすようにくつろぐにはちょうどいい空間
デザインとか建築とかよくわかんないけど、いろいろ計算された庭だと思う。
何より、この空間に自分と、あとひとり・ふたりレベルの人口密度が、きわめて心地よい。
午後からは夕暮れの貴船神社を念頭に逆算する。ついでに、京都地裁に傍聴に行ってみようと、いったん市街地に戻る(最近は年に1度行くかどうかだが、社会の縮図を垣間見る、ちょっとした趣味、いや経験である)
・・・曜日が悪かったのか、京都は平穏な街なのか、午後に地裁刑事は1件もなし。時間調整かねて圓通寺に向かうことにする。そのままバスで北山回りが最速も、ケチってフリーパス活用だと京阪・叡電回り。
思い返すと、この辺がまだ手慣れてないんだなと。
京都精華大前でおりて住宅街を歩く。
圓通寺も予想通り空いていてのんびり・・・のはずが、縁側に腰掛けた大学生の男女があれこれ語り合っており、静かにならない。
欧米系のバックパッカーが少し顔をしかめるも効果なし・・・
景色自体はとても良い。住宅街にあるはずだが、少し高台になっていることもあり、現在の人工的なものは視界に入らない。
その辺は、さすが京都だと。
少し待ってみるが、話は尽きないらしく、こちら側が諦める。
少しずつ暗くなってくるタイミングにあわせて貴船神社を目指す。
貴船口からのバスは別途運賃必要だが、歩くとそれなりに遠いので活用させてもらう。少し待って、山道にちょうどいいサイズの中型バスがやってきた。
写真撮るにはいい感じの雰囲気に。
水神をお祀りしているのがメインと思うが、どうしても観光的には縁結びに走るらしい。まま、それはそれとして。
と、いいつつも御朱印はしっかり集めるわけだけれども。
奥宮へも登っていく。先週の豪雨でだいぶ杉が倒れてしまっていて、道路の部分のみ切り落としてとりあえず仮復旧させた模様。
こちらは質素にして厳か。
たまにこんな風に休みとって、歩き回るのも良いものでした。
帰りは、仕事してないのに、さも1日の疲れを酒で飛ばすかの如く、京橋で立ち飲み。