西安市内で最初の目的地は空海が修行したという青龍寺、だれが言い出したか八十八ヶ所の「0番札所」という位置づけになっているらしい。旅行の時点でも、ブログ書いている時点でも、お遍路する可能性はあまりないけど、西安まで来てることだし、行ってみるものありかなと。
西安駅からだと地下鉄の駅まで少し遠いので、路線バスで乗り継ぎポイントまで向かおうと思う。バス停とか、車体のポスターに路線図があるのでそれを頼りにして2階建てバスへ。座席は相変わらずプラスチックの固いものだけど、視点が高いと景色よくて結構楽しい。小賽駅からは地下鉄に乗り換えてその名も青龍寺駅に到着、坂を上っていくと裏門のような入口があって、そこから敷地の中へ。
その半分くらいはちょっとしたミニ遊園地のようになっていたり、庭園があったりとあれ本丸はどこだ?と心配になりかけた頃に、本堂をひかえる門が現れる。境内には桜の木がたくさん。これ以外にも日中友好目指したしたものがいろいろと。やっぱり四国が絡んでいるものが多い。世界平和を祈念するモニュメントも結構大きいものが。
空海が恵果から密教を伝授される像の前で1枚撮っておく。いつかお遍路するときに備えて。
境内の対面にある博物館には空海についてのフロアもあり、ここが今回の旅で唯一、正確な日本語訳がついていたところ。高野山とかお遍路についても紹介されてて「空海が日本に伝えたもの」としてうどんなどなど・・・ってこれ、味噌煮込みうどんですやん、ってとこ以外はしっかりした展示になっていました。
再びバスを乗り継いで城壁の内側に戻って(前日にICカードを買っていてその残高残っている&1乗車1元なので、まま、ほぼ運賃かかっていないようなもの)この日の宿にチェックインする。ドミトリー連泊はきついので、アクセス重視で中級ホテルの「スカイテル」を予約していた。1泊358元だから、まま、それなりのお値段かな・・・さて、チェックインも気を抜けないのが海外旅行というもので・・・なぜか、宿泊代は後払いと言いながら、キーデポジットだと言って600元をカードで払えと。現金の手持ちも少ないので、やむなくしっかりレシートに裏書させて、いったん600元を決済する(無事、翌日チェックアウト時にマイナス600元+支払358元の処理なされましたが、うーん、宿代の倍近くのデボジットはやりすぎでしょうよ)
部屋は普通のシングルルーム、シティホテルならこんな感じかなっていう。ロビーや廊下も含めて所々にポップなアートがあってデザイン性が高い。
そういえば今日口にしたのが、例のビャンビャン面のみというまた海外ひとり歩きでやってしまうご飯ろくに食べないというやつ。
歩き方で紹介された、豚肉麺の店がすぐそこだったのでこちらで遅い昼食をとる。アイドルタイムで他に客はなし。歩き方に乗っていたから日本人慣れしてるのかと思ったがそういう感じもなく、指さし注文で少し待つ。
脂身が少なく、麺もワンタンの皮みたいな感じで口触りが良い。この15元はお値打ちかな!(そういえば、昨日の角煮饅頭とおなじ値段だ)
市街地を囲う城壁に登ってみようとしたら、ライトアップのイベントがあるから云々で閉鎖されてて残念ながら要塞都市の雰囲気を味わうことはできず、目的地をイスラム寺に変更する。