岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

'16 4/30〜5/4 シルクロード東口・敦煌への旅(その1)

今年のGWは大阪発で蘭州・敦煌への旅へ。
春秋航空のツアーを利用、代金がGW中ながら上乗せがなく、岩手からの交通費をふまえても十分にお値打ちとみて申し込みました。
果たして、安かろう悪かろうなのか、不安半分での旅立ち。

まずは大阪まで前日移動、盛岡→仙台は高速バスを予定していたが直前まで業務に追われ新幹線で時間を買う。
伊丹空港までJALの夕方便、大阪市内で串カツ食べて観光気分。 

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翌朝早々に関空移動、9C9000便は9時出発、混雑前にスムーズに手続きを済ませて機内へ。座席は前方だったのでLCCながら感覚広く運が良い。

機内はほぼ満席で、我々含めて半数強はツアーと思われる団体、7〜8割は中国人かと。眠ろうにも思うように時間は経たず、文庫本を読みふける。このペースでは旅の間在庫が持たない…

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ほぼ定刻に上海浦東国際空港着、上海までと蘭州へ乗り継ぎに分けられるが、係員は中国語しか通じず、乗り継ぎ口の案内も番号ではなく「このあたり」レベルで心許ない。
入国手続きを済ませて指定された場所に移動すると、先ほどの係員が搭乗券(らしきもの)を持って待機、ただそこにはtransferの文字もなく、税関?の設備(ただし、荷物は蘭州まで通しで預けである)乗り継ぎの約70名のうち中国人は全員たどり着いたものの、ツアー参加の日本人は半数が見当たらず。

ここで期せずして連帯が生まれつつも、出発30分前になっても残り現れず、とりあえず荷物検査(形式的)を済ませて搭乗口へ。
よく見るとさっきと同じ飛行機、スポットで国内側と国際側、2つの通路がありなるほどうまく使い分けられている。

出発時刻間際になって、外に出てしまった残り半分も到着し、後々には笑い話だが、単調でない旅路のシグナルで蘭州へ。


蘭州までは3時間強で大阪〜上海よりも長距離、時計とにらみ合い、時間を潰す。機内食はないので、関空で買っておいたパンで昼食代わり。

もはや慣れた機内販売、体操を経て定刻の15時半(以降、現地時間)に蘭州、中川国際空港着。バスで関西からと上海からに分けられてターミナルへ。
再度の検疫と税関?なのかよくわからないゲートを通過して外へ。

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そこで現地ガイドと合流、蘭州の方だが、経験豊富なようで日本語にも日本人旅行者にも慣れている様子で安心、ツアー参加者は約25名、年代はやはりやや高めだが、同年代も他に3組、年配のひとり参加者が多い。中国に、と家族に行ったらついてこなかったと笑う。全員がある程度旅慣れている様子(とはいえ、LCCで海外は初めての人も多い)

バスで約1時間半、蘭州市内へ。

甘粛省の中心ゆえ、交通渋滞&タワーマンション建設ラッシュ(完成してても生活感は乏しい)でもう見慣れた中国の都市光景である。

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時刻は17時過ぎだが、まだまだ陽が傾く気配はない。経度では北京から2時間時差相当らしいが、標準時はひとつなので夜遅くまで明るい。夜らしくなるのは21時頃から。