岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

'16 4/30〜5/4 シルクロード東口・敦煌への旅(その2)

蘭州市内では「黄河一号橋」こと中山橋を見学、観光都市ではないここでは有名らしく人でごった返している。
ようやく西日になってきた。

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中国スタイルで大皿を囲む夕食(旅程表では、甘粛料理・敦煌料理・四川料理などと様々表記だったが、5日間、8割方同じ料理が並んだ。とはいえ、日本人にも合う味付けで、火力が物言う野菜炒め中心で予想よりは豪華、この日数なら飽きはなかった)、宿泊先は4つ星クラスで敦煌も同様、ツアー代金の割にちゃんとしている。

チェックイン後、ガイドお勧めの蘭州牛肉麺路面店へ。
注文入ってから伸ばして茹で時間はものの1〜2分、コシはあまりなく食べやすい(これがソフト麺というものか)

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麺の量が多い。1杯で2玉分くらい。
スープは単体では物足りない薄味だが、辣油が刺激的で美味しい。

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麺は6元、別盛の牛肉(正確にはヤクの肉)か8元

向かいのスーパーでミネラルウォーターやビールを買い出し、翌朝早いので部屋で軽く飲んで眠りにつく。

***

翌朝は6時半出発、市内が渋滞する前に駅へ。30分ほどで蘭州西駅に到着、乗車する便は8:30発なので待合室で朝食代わりの弁当を頂く。

これが中国式の朝食弁当?で、中身は
・甘い甘い蒸しパン
・ハムサンド
・ゆで卵
・リンゴと梨が1つずつ
以上がビニール袋に。
呆気に取られるも、果物が美味しくこれはこれでありかと。


15分前に改札で乗車、1等の軟座つまりグリーン車で日本の新幹線とほぼ同じつくり。

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日本でグリーン車なんざ滅多に乗らないので最初落ち着かないが慣れれば快適である。敦煌近くの柳園南駅までは6時間半、180〜200km/h前後で進む。

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車窓は緑の農村&赤茶けた山々→白く尖る祁連山脈→なんと雨雲通過の岩砂漠と変化、途中霧で減速したため10分ほど遅れて柳園南駅に到着した。

周辺はまだ何もない。
外に出た瞬間、敦煌までの乗り合い客引きに圧倒されるが、他に何もない。
ロータリーからの道も未舗装だった。

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