ようやく西日になってきた。
中国スタイルで大皿を囲む夕食(旅程表では、甘粛料理・敦煌料理・四川料理などと様々表記だったが、5日間、8割方同じ料理が並んだ。とはいえ、日本人にも合う味付けで、火力が物言う野菜炒め中心で予想よりは豪華、この日数なら飽きはなかった)、宿泊先は4つ星クラスで敦煌も同様、ツアー代金の割にちゃんとしている。
注文入ってから伸ばして茹で時間はものの1〜2分、コシはあまりなく食べやすい(これがソフト麺というものか)
麺の量が多い。1杯で2玉分くらい。
スープは単体では物足りない薄味だが、辣油が刺激的で美味しい。
麺は6元、別盛の牛肉(正確にはヤクの肉)か8元
向かいのスーパーでミネラルウォーターやビールを買い出し、翌朝早いので部屋で軽く飲んで眠りにつく。
***
翌朝は6時半出発、市内が渋滞する前に駅へ。30分ほどで蘭州西駅に到着、乗車する便は8:30発なので待合室で朝食代わりの弁当を頂く。
これが中国式の朝食弁当?で、中身は
・甘い甘い蒸しパン
・ハムサンド
・ゆで卵
・リンゴと梨が1つずつ
以上がビニール袋に。
呆気に取られるも、果物が美味しくこれはこれでありかと。
15分前に改札で乗車、1等の軟座つまりグリーン車で日本の新幹線とほぼ同じつくり。
車窓は緑の農村&赤茶けた山々→白く尖る祁連山脈→なんと雨雲通過の岩砂漠と変化、途中霧で減速したため10分ほど遅れて柳園南駅に到着した。
周辺はまだ何もない。
外に出た瞬間、敦煌までの乗り合い客引きに圧倒されるが、他に何もない。
ロータリーからの道も未舗装だった。
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