岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

5/21〜22 雪深き八幡平と山菜の宴へ(その3)

翌朝、青空の閃光が否応なしに始動を告げる。
強い心で二度寝へ引き戻す。

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朝食も山菜いろいろと。
冬を越して酸味(乳酸発酵が進む)を重ねた沢庵が印象に残っている。

一息ついての山菜採りへ。
狙いはウドとワラビ、あとはクロモジ(山菜ではないが)
近くの茂みに分け入る。
目の前のワラビ、その先の、そしてあれはウド…
なるほど、山菜採りで道迷い、あり得ると知る。

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1時間ほどで思い思いに持って帰れるだけの山菜を集め、流れ解散となる。

アスピーテを再び越えて、麓のビジターセンターの先の郵便局の向かいにあるという酒屋を探す。

昨日、熟成酒を持ち込んでくれた豪快な海の大将(本職はお役所らしい)が偶然見つけたらしい。高速をおりて、酒を調達に偶然立ち寄ったらこんな宝箱だったと。

さて、前日だいぶ地平が怪しくなりながらの記憶を頼りに探す。
郵便局の向かいに…確かに「高橋酒店」という店がある。
営業してなくても驚かない、田舎にあるこじんまりとした店構えで駐車場も見当たらない。
意を決して、車を脇道に寄せて停め中へ。店番は、おじいちゃんおばあちゃんではなく予想に反して闊達そうなお兄さん。
昨日これこれでこういうお酒を…と伝えると、ニヤッと、そして自信ありげに「昨日1本売りました」と。
そこからは話が早く、菊の司のお酒が酸味があって熟成に適していること、酒造の人もたまに様子見に買いに来ることなど色々教えてくれる。
さて、そんな熟成が気になって気になって仕方ないのだが、一升瓶では晩酌に適さず…四合瓶はやはり熟成難しいと。むむむ、確かに平井六衛門の2年熟成でも十二分に価値はある…しかも安い(プレミアというか、酒屋さんの手間が乗っからないのだ)

迷ったあげく、薦められた濁り酒を選択、この感想を手に、次の八幡平登山で立ち寄るとしよう。

以上、穴場すぎて全く期待もせず、一連の出来事を伝える写真さえ忘れていた異空間の体験でした。
嗅覚はひとつずつ、鍛えていくものと。