大進坊を発って羽黒山の石段へ。
雨で適度に湿り照り返す門構えが美しい。
出足下っての五重塔へ。
緑のなかに荘厳な佇まい。何度見ても飽きないこの存在の大きさ。
何かを主張するでもなく佇んでいる感じ。
ここから約2500段の石段登り。
途中うさぎや酒盃などいろいろに掘られたマークが18ぐらいあると聞いていたものの…風化や落書きらしきものもあってでよくわからず…
中腹の茶屋で一息、名物の力餅をいただく。毎朝つきたてらしく、粘りがすごい。納豆餅にしなかったのを少し後悔する…抹茶はいたって普通のもの。
さらに登ることしばしで羽黒山、出羽三山神社の本殿に到着、2つ目参拝完了!
雨も落ち着きつつあり、路線バスも1時間待ちなので再び石段へ。
下りは足取り軽やかに、とはいかず、とにかく滑らぬように気をつけて…
途中で撮影ツアーの一行に遭遇し、山伏の風景を拝借する。
往復2時間ほどの道のりを終えて再び車で月山の南側へ。
昼食は少しエリア違うが山形名物の冷たい鶏そばをいただく。
程なくして最後の湯殿山に到着、本殿まではバスが出ているものの、何か不思議な合議で歩いて登る。
いくつか神社があるものの、ほぼ全て祠のみで鳥居はない。
20分ほど歩いて御神体のそばへ。
その先は語らずということで。
帰り月山道路の事故渋滞に巻き込まれたものの、仙台を経由して夕暮れの頃盛岡に到着。何とか天気も最低限持ってくれて一安心の旅路だった。