岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

'16 11/3〜6 秋の青森第3弾、津軽海峡はしご旅(その6)

4日目、旅の最終日は奥入瀬渓流から青森へ抜けるプラン、そしてその前に昨日通過したもみじ山へも行くとして。


温泉は電波入らないので、道路情報も入ってこず。先週ダメだった酸ヶ湯の先の

八甲田表側は諦めるとして、田代平を抜けられれば何とかなる・・・

虹の湖で確認すると、まさかのの黒石~十和田湖も通行止め。八甲田山を大きく回り込んで向かわないとたどり着けなかったわけで、少し先が思いやられる。

 

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まずは中野もみじ山、普段何気なく通過している集落の奥にあるんだけれど、カエデも紅葉も一番色づいてるタイミングにあたって賑わっている。

 

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神社の境内でちょっとした縁日があったり、「酒仙」と書かれた文学碑も。


作者を存じ上げず調べてみると、有名な詩人で終生酒と旅を愛したと。いいなー
その心持。

 

 

イザべラ・バードといい、東北の観光地には、『この人が○日から何日間滞在し・・・こう記している』的な記録が多いので一通り原著に目を通しておければもっと感慨もなんとやらなのかも。

いつか借りてこようと(つまり、たぶん忘却の彼方へ)

 

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山を登り切った広場が落ち葉の絨毯で輝いていて、そこに思いっきり時間を食ったのだけど、まったく期待していなかっただけに相当楽しめた観光地だった。調べてくれた仲間に感謝


登り慣れた山道を進んで、雪の手前で左折しての田代平経由八甲田越え、完全に乾いた道で普通に走れる。ガスってて山の全容は拝めない。

ちょっとそろそろと蔦温泉のヘアピンカーブを下り、このあたりも1週間で葉が落ちて別世界になってしまっている。

半年は雪の中、裏側への入口と。

 

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昼回るころに奥入瀬渓流ホテルに到着する。こっちはまだ葉が残っていて紅葉感を楽しめる。

ランチは要予約(当日の11時がリミットらしい)なので、ラウンジのスイーツがお昼代わり。

 

むむ、足りるかは不安だけど、奥入瀬近辺で他に食べ物はあまりない。そこが難点、なんかつまめるようなご当地スナックがない。ランチの場所も少ない。ホテルのレストランか、渓流の駅向かいのピザか。

 

さてミルフィーユじゃ面白くないので、フルーツグラタンを頼んでみる。

 

 

香りを楽しむもの、らしい。待つことかなり・・・だったがこれは同時に出すため、いや自分のが足を引っ張った?


とりあえず、そのグラタンがこちら。

 

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焼きリンゴの様な香ばしさと、芯をもったシナモン、あとローズ系の色合いも感じる一気に過ぎ去っていく。あっという間のできごとで、アイスを乗っけてできあがり。

 

甘すぎずくどくなくて食べやすかった。

コーヒーも頼んでのんびりも良かったんだろうけど、合わせて2000円超えるし、その先の奥入瀬に響くので少しばかり浮き足立ってか足早に上流へ。