旅の締めくくりは先週に引き続いての奥入瀬渓流へ。
今回は下流から順に上っていく。1週間で紅葉はかなり進んで、場所によってはほとんど葉が残っていないが・・・ぎりぎり楽しめるくらい。
マイカー規制もなく、少し落ち着きを取り戻していて車停めつつ、三脚を構えつつ。石ヶ戸に売店があったが、軽くつまめる類のものはない。カメラを構えている間は寒さだけでなく空腹も忘れられると言い聞かす。
適地はやはり阿修羅の流れ周辺で、ホワイトバランスを調整しようにも被写体が薄くなっていては効果がないのだけど、まだ紅葉の佇まいはあるのでいかに組み込んでいくか。
時間を少し余したので、落ち葉を拾って集めてみたり、苔の山脈を切り取ってみたり。
15時を回ってくると日も陰ってきて、同時にかなり寒くなってくる。
雲井の滝と手前の流れを収めて、最後の銚子大滝につくころにはそもそも手持ちで撮影できる明るさはないほどに。
この場所も春夏秋冬一通り集めることができて、東北暮らしも仕上げにひとつ近づいた。
さて、空腹にも耐えかねて、青森市内に戻る。田代平をなんとか明るいうちに抜けて、青森駅前食堂の「おさない」居酒屋スペースで打ち上げ。
平目の刺身とか、じゃっぱ汁とかカスベの煮つけとかとにかく青森テイストのものを一気に並べて振り返り。
あとひと区間、新青森まで数キロの運転を残し、ここはウーロン茶で我慢・・・
新幹線で、2本目のクラシック富良野ビンテージと、なぜかドライフルーツで充足する。