特急八盛号
2016年12月11日
本八戸駅10:07→ 12:35盛岡バスセンター
岩手県北バス運行便
前日解禁になった青春18きっぷの冬シーズンは曜日周りが良く使いきれると見込んで2年ぶりに購入、さっそく北東北をぐるっと。
仕上げの八戸→盛岡はIGRで使えず、天候もいまいちだったので久慈経由も諦めておとなしくバスで戻ることにする。
この路線は曲者で1日2往復なんだけどフェリー接続もあって八戸午前発/盛岡午後発の設定しかない。新幹線が30分・3500円で結んでいるのでフェリーと市街地直結に活路を見出している状況
県北バスも八戸泊まりの滞泊行路(弘前のヨーデル号にも同様にあったはず)で採算はかなり厳しそうとみるが果たして。
途中の本八戸駅でバスを待つ。
やってきたのは日野セレガの、おそらく2000年代初頭のタイプ。4列シートで後部トイレ付(ただし、使用不可)の11列シート40人乗り。
ナンバーから察するに、どこかの中古で10年強使ってから転入してきたと推測される。
始発のバスセンターから5名、本八戸駅からは自分のみ。市内と軽米インターで1名ずつで計8名…思ったよりは多いのだけど、やっぱりこのくらいかと。
市内をぐるぐると回り、軽米や九戸など各所で高速を下りてバス停に立ち寄るさながら各停便のルートを取るので盛岡まで2時間半かかる。アーバン号が同様の時間で都市間180キロに対してこちらは120キロ、その分運賃は安い。
車内は散らばって後列に誰もいないので、横に荷物を置きのリクライニングを最大限に倒してウトウト
八戸市内は雪で軽米は晴れ、また安代で吹雪いて盛岡はおだやかな晴天
いかにも冬の天気でめまぐるしい。岩手山は終始すっぽり雲の中
そんな天候を気にも留めない走りで「12月〜3月は到着が5分遅れ」ることもなく、ほんの少し早着で盛岡駅に到着するが、せっかくなのでバスセンターまで乗り通す。高速バスでは唯一市内を走る路線となり、県庁市役所前に泊まるなど両市街地を直結することで何とか路線を保つ姿が浮かび上がってくる。
そして、跡形もなくなりつつあるバスセンターに定刻で到着した。