岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 いわき→仙台

仙台ーいわき線

2016年12月18日

いわき駅前14:25 → 17:23 広瀬通一番町

JRバス東北運行便

 

福島での忘年会旅、帰りにふと塩屋崎灯台に立ち寄ることになり浜通りエリアに初上陸する。

その帰り、青春18きっぷ乗り継ぎでは間に合わないので、かといって往復新幹線は財布にダメージ大きいとみてバスを乗り継いで帰ることにする。

発車40分ほど前に新常盤交通のセンターに電話して予約完了、ネットが締め切っていたのでもう駅で出たとこ勝負かと思いきや、すんなりと窓側の席を確保した。

 

いわき駅で昼食がわりにいちばんお値打ちな駅弁を買って、階段下のバス乗り場へ。発券時の座席表を見ると窓側は少し埋まっての一部通路側使って25名ほどの予約が入っていた。

 

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初めて目にする常盤交通のバスたち。新〜に社名変更した方のデザインはなかなか洒落ていると思いますがどうでしょうか?

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いわきからは東京行きがメイン路線で、仙台、郡山・会津若松、福島の各路線が続く路線体系になっている。東京行きは早朝から深夜まで40往復近く、3時間で片道3,500円だから完全に日帰り圏内といえそう。買い物やレジャーもそっちに流れるか。

対して仙台線はJRが不通のため唯一の直通ルートとして機能、県内は比較的流動少ないようだがJRの本数がかなり限られているので、106急行的な補完関係にありそう。

 

さて、肝心の仙台行きバスは市内混雑で定刻過ぎた21分ごろに入線、ほぼ全員が駅前からの乗車で改札を受けて乗り込む。

後方トイレ付き11列シートの13年式で、青森や秋田方面など中距離線に多用されているタイプの車両

 

乗務員は仙台の白沢事業所とあり、普段は仙台市バスの運転をしている?のかもしれない。JRバスらしい丁寧な案内、運行見通しの連絡が随時あり好感がもてる。

いわき市内を5分遅れで抜けた後、中央インターで高速前最後の停車となる。ここで人数確認あり。

 

高速に入って隣席の空きが確定したので遅めの昼食をとる。

 

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この辺りでカジキマグロ有名なだったか?と不思議で手に取ったが、側面を読むと、福島ならではの事情が。

原発事故の影響で近海魚が出荷できず、回遊魚のカジキに目をつけ始めている様子。まだ使用している原料は「宮城または千葉県産」となっているが、試みとしてはとても応援したい。

 

炒めたキャベツが敷いてあって、ソースの浸り具合も駅弁向けでくどさもなく美味しかった。

 

食後は常磐道の山間を抜けるにつれて眠気も増していき、小野インター立ち寄りに気づかず松川PAの休憩前に小一時間から目を覚ます。

 

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発車時点で10分遅れの案内あり、すぐに外も暗くなり、読書しつつ、これを書きつつ過ごす。

 

17時過ぎに仙台宮城インターを退出、遅れを取り戻してほぼ定刻に広瀬通に到着した。