岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

1/7〜9 18きっぷで新潟へ、酒の国に浸る旅(その5)

月曜はひたすら盛岡へ乗り継ぎ帰路につく。時刻表を手繰っていくと「ぽんしゅ館(9時半〜)&きらきらうえつ」というあまりに堕落した、魅力的なプランが浮かんできたので胸に秘めつつ朝を迎えた。

目を覚まして7時過ぎ、これから支度をすれば米沢回りの「べにばな」も羽越本線ローカル北上も間に合う…のだけど、えきねっとで指定券とって二度寝する。

 

羽越本線北上してもキハ40にあたる保証はないし、雨だから米沢歩きも辛い。惜しいのは「どまんなか」くらいと。

ラウンジスペースでもくつろいで8時半に出発する。

 

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機能性とコンセプトが洗練されて、かつ清潔感もあって過ごしやすいゲストハウスだった。規模もちょうどいい。

東京とか京都とか、需要が大きいエリアにあれば予約困難な部類に入りそうだが、新潟という都市に旅人宿をもとめる需要どこまであるのかがポイントと思う。

新潟でゲストハウスならここで決まり、金沢はポンギー、仙台は梅鉢だと思っている。(近いうちにここに山形=ミンタロが加わる予定)

 

日本酒を摂る前に空きっ腹ではたまらないので、万代シティバスターミナル名物のカレーを朝食に。

 

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黄色が濃い、給食のような色合いだけど、見た目とは裏腹にそれなりに辛口だった。野菜もたっぷりで赤く染めまくる福神漬けも相まって、レトルトカレーになって発売されるほど郷愁を誘うのもなんとなくわかる。

 

雨が強くなってきたので万代シティ→新潟駅は100円だしバスに乗る。

と、乗ったところでアナウンスが云々、これは〜に止まりますと。ん?中間のバス停の話か?聞き取れず…

それから間も無く、駅前に到着なんだけど、なるほど構内には入らずかなり手前でドアが開く。

バス路線ってローカルルール強くてどこに行くかがわからないっていうのがやっぱり潜在的な欠点で(観光もバスより鉄道になるのはこの理由だろう、個人旅行には)今回はごくごく軽傷だったけどやっぱり気を抜けないもの。

 

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そして今日も利き酒コーナーへ。

午前中だけどけっこう混んでる。

今日は田友、上善如水(の新酒)、地上の星ベンチマークとして)、秋風穂、金鶴を。

新潟酒は全体的に香りとか酸味が穏やかで、淡麗辛口たるすっきりした飲み口に走っている。

日本酒飲みを東北スタートしたが故に、やっぱり飲みつけるのか八仙とかの芳醇系や、酸味が軽妙な秋田酒に慣れてるとちょっと物足りなさを感じてしまう。

 

 と、言いつつも酒を買って帰らねばというのが勝手な思い込み。ただ、このあとの乗り継ぎも多いのでワンカップで我慢

『金鶴』と『根知男山』をひとつずつ。瓶で買うなら『地上の星』も良かったんだが、買い込んでも消化の見通しが立たないので。