2017年2月22日
弘南バス 運行便
普段はこの区間、平日には新幹線のところだれど、度重なる往来で費用立替も膨らむ。たまにはと気分を入れ替えて高速バスを使ってみる。
翌日に備えての移動ならば夕方出発便であれこれ車内で済ませつつ、リクライニング思いっきり倒してうたた寝しつつ、2時間半も苦ではないだろうと。
出発5分前に横付けされる。
同時に大館行きのみちのく号がそれなりの乗客を乗せて出発していく。
こちらの便は乗客3名、新幹線開通後は完全にマイナールートとなり、私も空いていると確信して使ったわけだが、あまりにも少ない。
しかし私以外の2名は車内で回数券を買い求めており、根強い利用はある模様…ではある。
盛岡市内の停車地は他にないので、そのまま東北道を北上し、1時間後の花輪PAで10分弱の休憩を取る。鹿角エリアまでのローカル輸送はみちのく号の役割で、この先はあすなろ号が担当、ヨーデル号は弘前直行便の住み分け。
再び山深くなる小坂で一旦高速をおりて高校のロータリーに作られたバス停で1名下車、予約していたっぽいタクシーで市街地に下っていった。
県境を越えて碇ヶ関でも同様だが、こちらはなんとバス停が除雪されておらずの雪の中…誰がやるのか?問題はありそうだが、そもそも利用客ほとんどいないのかもしれない。
車両も弘南バスの便ではヨーデル号と同様にいちばん古いタイプ(パンダ号やスカイ号落ちと思われる)が使われていて、あまり力が入っているわけではない。一応、フェリーとの接続を取っているが、札幌との夜行ルートを確立している八戸便ほどのニーズは無い。
完全に新幹線と並行していて、アーバン号ほどの運賃差も開いていない。
現状は1日4往復だが、長期的にさらなる減便もありそうな気がする。小坂と碇ヶ関はヨーデル号の立ち寄りで補完可能、こちらも減便トレンドなのでありえそうな構図だ。