2017年4月2日
弘南バス 運行便
青森飲みの帰りは早々から。
このあとの移動のことも考えて早めに発つ。7:20と9:20の2便あるが、目覚めた時点で6:45、これなら間に合うと青森駅へ。
途中、ついに空きビルと化したアウガを眺めつつ、いや外観は立派なものなんだけれど、空虚な箱物は虚しく佇む。
7時過ぎ、東京からの高速バスが続々と到着する。弘南バスの高級・幹線ルートの津軽号が写り込み。
そんなバスに紛れて本日のあすなろ号も到着していた。今回も夜行バスの間合い運用的な車両
現行型の三菱車で4×10列、レッグレスト付トイレなしの格安夜行バス向け車両、往路よりも1列少ないタイプで快適度up、いやそれでも満員のこの車で東京まで700キロはいささか辛いものがある。
シートポケットの案内は青森〜八戸〜東京線「えんぶり号」の時刻表がささったまま。春季運行が3/31までだったのでつい先日までこちらで使われていたものと推測する。
ずっとあすなろ号固定というわけではないだろうし、夏まではパンダ号やスカイ号に充てられるのだろうか?
さて、青森駅前からの乗車は4名、柳町通りで1名拾って5名をゆったり乗せて青森道へ。春霞多少ありつつも八甲田山、岩木山がはっきりと。街中の雪はだいぶなくなってきた。いよいよ春の足音が聞こえはじめる。
小坂までの停留所に律儀に寄っていくが人影なし。青森からの5名の体制に変わらなく花輪PAで9分の休憩に入る。誰も外に出ることなく再び本線へ。
高速バスもローカル部分は路線バス然りで縮小一途の感がある。
東京つなぐ夜行バスは活況呈しているが、地方の昼行路線はやっぱり運転してく方が便利だもの。
人口が減っていく以上に再編が進む予感
バス車両も特に観光・高速向けは納車までかなり待つ状態になっているらしいが、2020過ぎるころか、その前でも景気やインバウンドが下火になれば余剰車が溢れる。運輸業の人出不足で、モノを運ぶ仕事の方が稼げれば、低賃金でヒトを運ぶ理由がない。かといって値上げも出来ない。弘南バスは高速中古車入っていないようだが、岩手県2社は新車の方が珍しいぐらい。
やっぱり都会の方が、生きてくのに楽なのかもしれない。
そんな思考実験を続けているうちに、前潟イオンの脇に降りていた。終点盛岡駅には定刻よりやや早めに到着、ちょうど1番目の青森行きが入線していたので一つ前の大館行き乗り場に横付けされる。
県北バスの青森行きは新車ピカピカ、乗客は10人ちょっと。
やっぱり鯖のない綺麗なバスに乗りたい。