2017年4月23日
福井ー大阪梅田線
阪急高速バス 運行便
西に移って最初の週末は福井へ。その帰路に節約のためにバスで帰阪することに。大阪〜福井はサンダーバードが圧倒的に強くて高速バスは申し訳程度に1日3往復のみ(+JRバスの金沢〜大阪昼特急が立ち寄るらしいが、ダイヤも所要時間も少し異質)
行きは割引きっぷで取れたのと、合流に遅れては申し訳ないとサンダーバードを活用させてもらう。帰りは時間に余裕あるゆえ、このバスを選択する。
ソースカツ丼で早めの夕食として、発車10分前に駅の東口、要するに裏側のロータリーへ。
すでに車両は横付けされていた。ちょっとびっくりスーパーハイデッカーの夜行バス?と見紛う端正な出で立ち。
車内はトイレが中央床下に設けられており、本当に夜行バス仕様だったのかも。車内は簡素なシートで4×10列の36人乗り。シートピッチは十分、座席は少し硬いかな。
始発から乗り込んだのは18名ほど。ちょうど窓側が埋まるぐらい。乗り込む時に見た限りでは隣は空席の喜ばしい状況、やっぱりバス旅は窓側が埋まるぐらいがちょうどいい。
しばらく市街地を走って北陸道へ。西日が差し込んでくるのでカーテン閉めるとそのままウトウトと1時間、19時前になっていた。外はトワイライト・タイムに。何のことはない田畑と丘の景色も見とれる価値を持つ。
多賀SAで15分の休憩となるがその前に運転手から「他の阪急バスもいるかもしれないので間違えないようにこのバスのナンバーは…」とあるが、そもそもバスはこの1台のみだった。売店で試食の海老煎をつまみ、そそくさと戻る。
今回の運転手はアナウンスが細かいのか丁寧なのか、いやまどろっこしい。いろんな予防線を張ったマニュアルで阪急バスの癖なのか、パーソナリティに帰するものなのかはまだ判断がつかないけれど、ちょっと疲れる。
出発のカウンターでは21名に。鯖江や敦賀でも若干の乗車があったらしい。
それでも基本は福井と大阪の都市間移動
さらに40分ほど走ると京都に差し掛かり、少しずつ高速上のバス停下車が出てくる。交通量は明らかに増していたが渋滞するほどでもなくほぼ定時を刻み千里〜新大阪と下道を南へ。最終の阪急三番街にもきっちり定刻で到着した。
大阪方からは1日1往復のみで、使い勝手は?、そもそも福井に頻繁にとはちょっと考えにくいが、細くても長く続いて欲しい路線だ。