どこかにマイルで降り立ったは成田、とりあえず東京で飲む予定は入れたけど、昼間何しようか。それは岩手時代から変わらぬ上京の課題
良くやっていたのは、ひたすら歩く。神保町~乃木坂~渋谷とか、蔵前~横網~門仲とか。でも今回は千葉だし、こんな時しかよらなさそうな所へ行こうと。
まずは成田山、まめまきのところ。あとは、GWに伊勢神宮行った余韻もあり、神宮とつくところ。この辺りだと香取神宮と鹿島神宮が候補か。2つハシゴは時間的に厳しいので、手前の香取で、調べてみるとなんと東京駅まで直通高速バスが。ちょうどいい。成田山~佐原~香取神宮~東京駅でプラン完成っと。
空港から京成成田駅へ。降り立つのは初めて。駅を出るとそのまま成田山へ吸い込まれていくような参道が。
まだ10時なので店も開いてるかどうか。酒蔵直営店がある!試飲はない・・・
蕎麦や鰻で門前町な食堂がならぶ界隈を抜けて、一気に坂を下れば新勝寺の入口と。正直、初詣と豆まきでニュースに出てくるイメージしかない。
境内はそれなりに混んでいるが、さすが数百万の初詣を捌くだけの広さをもっている。何事にも余裕がある造りだ。
なんだろう、荘厳さ、迫ってくる何か、があるというよりは、度量の大きさ、おおらかさを感じる空間
片隅に面白いのがぽつぽつと。
奥の方の三角市場的なストリート、土産物や参拝道具、というか主にこの時期はひたすら飲み物かき氷、でもあんまり賑わっている感じはない。
市場の脇を登ったら「出世開運稲荷」となんとも直入な、でもちょっと陰を感じる神社が。4列に並んでお参りください、と看板あるってことは、やっぱりついでに初詣も多いのかと。
咲き始めのアジサイが、輝いてた
森を抜けた奥に「平和大塔」ちょうど成田を離陸していく飛行機がかすめていく(やっぱり、ベトナム航空のカラーリングは良いと思う)
噴水を脇に見上げると、これもなかなか良い景色。
ひとつひとつは大したことないけれど、総体としてみれば、歩き回る楽しさがあるスポットでした、成田山
1時間に1本の電車に揺られて、佐原駅へ。ここから香取神宮を目指すわけだが・・・詰めが甘かった。駅から歩いて4キロ1時間・・・路線バスは、見当たらず。何かの番組ではないが、でもタクシーを使うのは負けだ。
歩く。
寂れた市街地を進むと、ふと運河沿いに観光地になった一角が現れる。
小野川沿いの小江戸エリア、この一帯だけは、人が歩いている。コエドビールがはためき、誘う。でもその前に昼飯なのだ(成田山で奥まで歩きすぎて時間がなかった)
とはいえ、独りでふらっと入れそうなところはなく、和菓子を埋め合わせに。いやでも、これ、かなり美味しかったわけですが。
伊能忠敬ゆかりの地、というのが唯一興味をひかれたところ。
さて、そこから3キロを歩く。
ひたすら歩く。
折り返し地点からは、左右が水田に。残り1キロからは、看板が増える。
たぶんこのなだらかな坂を越えると、
いやまだまだと心理戦