岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

6/18 西成を歩く、正確には駆ける(その1)

大阪へ来て、初めての大阪に留まる週末
土曜は飲みに出て、日曜はゆっくりと。でも、ちょっと出かけてみようとかねてから温めていた社会科見学へ。

 

西成区、いわゆる「あいりん地区」の核心部を目指してみようと思う。

リーマンショック云々の頃に盛んに叫ばれ、最近は福祉の町になったとかいう論評はたまに聞くし、横浜トリエンナーレでも「釜ヶ崎芸術大学」なるユニットの作品が出展されていたので、それとなく認識はある。でも、実像と空気感は歩いてみないとわからない。
いや、歩くのは怖い。自転車でくまなく走ろう。

 

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人相は生きてきた歴史そのもの、

以上が率直な感想

 

さながら要塞の西成警察署、欲望渦巻く飛田新地、「アジア」とも違う沈殿した臭いが漂う今池駅のアーケード

それらはすべて現実で、そして循環する世界の一部だと。
少しずつ、認識しようと試みている。

 

 

***

 

まずは南下して一路住吉大社を目指す。
これは別に禊とかお祓いの意図はなく、ただ先々週の香取神宮からの流れで御朱印を集めつつ、旅の足跡にと思っていただけのこと。足元も忘れないように。

途中、芦原橋の駅前で面白いマーケットに遭遇する。
テントに屋台カーに、イベントスペースも。楽しげな青空市

 

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そして、結構こだわり品とか、オーガニック的な志向が高いように見える。少し気になるものもあったが、家族連ればかりで、チャリ的軽装では少し浮くので、軽く1周みてまわり、さくっと抜ける。

 

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住吉大社は、歴史の重みを感じるというよりは、端正な神社そのものといった雰囲気、週末なのでそれなりに人はいるが、年始の混みようにあわせたかの如く広大な敷地なので、どことなくのんびりした空気が流れる。

 

さて、結局少し心洗われた気持ちになって、本丸へ。

 

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路面電車に沿って北上していく。
スーパー玉出のでかでかとした看板までは、どうってことない下町エリアだった

(そして、玉出は冒頭の芸術作品の影響で、あいりん地区(のみ)にあるスーパー、パチンコ屋の勢いでつけられた名前)と思い込んでいたが、実際は、あちこちに40店舗以上あって、しかも由来は地名だったという。反省。)

 

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さて、息を整えてまずは右折

飛田新地という、小料理屋と称する長屋街へ。

 

太陽照り付ける昼間だけど、残念なことに活況を呈している。
率直に言えば、ここで用を済ませる人間を少し冷淡な目で見てしまう。

なんだろうな、法律的にはとりあえず上手く問題ないことに交わしている世界だけど、明らかに不自然で、やっぱり心の貧しさを感じずにはいられない。

呼び込みの女たち、何という目つきをしたものか。

  

自転車で通過して、ちょっと見ておいて、これでも反吐が出そうな場所だった。うーん、やっぱり本質的に何かを間違っている世界だ。