岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 有馬急行線

大阪-有馬温泉 有馬急行線
2017年12月24日
阪急三番街13:00 → 14:05有馬温泉
阪急バス 運行便


発車10分前に窓口でチケットを購入すると、最前列をアサインされる。つまり、それなりに空いているのかと推測しつつ。意外にも運転手の手元にある座席表では、6割ぐらい事前予約で埋まっている。

同じく直前購入組も多くて昼間の微妙な時間の便ながら、ほぼ満席という結果に。 

 

車両は11年式のセレガーラで11列トイレなし近距離タイプ。乗車口上には有馬温泉線の運賃表が埋め込まれていて、ほぼ専用運用の様子。テープ&方向幕(LEDだけれども)はこれに加えて三次線もあるけど、トイレないし、続行便用?


新大阪で乗り込むだろう、10席ほどの空席を残して三番街を発車、ひとつ前のアルピコ長野行きに続く。だが、渋滞に巻き込まれ信号の度に2分停まる、すぐ次の信号を繰り返すという。

定刻の倍以上かかって、13:20過ぎに新大阪に着くと、待ちわびたようになだれ込んで、係員と渋滞諦めの言葉を交わしてさらに北上する。千里ニュータウンからの乗車はなし。交差点をかき分けて、中国池田ICまで48分もかかる。
これはけっこう遅れるのか・・・と思いきや、高速走るのは20kmちょっとで14時過ぎには一般道へ。

 

ここから有馬温泉まで残り3km、終点間際で阪急バス・・・だけどしゃっとした新車風の、高知線とスライド

 

なるほど、高知から直接誘客とは。バスと飛行機、所要時間と運賃ではっきり区分けがついているからこそ。ここで1泊して、神戸大阪回って戻るルート組めるわけで。

市内の渋滞の割にはそこまで遅れることなく、さっくりと有馬温泉のバスターミナルに到着する。三宮回りで電車乗り継ぐより早く、同じ値段で直行できるのはやっぱり明らかな強みだと。歴史は70年近くに及ぶ老舗ルートだけど、高速使って時代にうまく乗って、それなりの車両で回せているのは稀有な例だと感じる。


阪急バスは高速路線、それなりに長距離で明らかに需要見込める王道ルートばかり(微妙なものは観光の方にアウトソーシング)の中で片道1時間、高速を走るのは20分程度に過ぎないこの路線が残っているのは意外ではある。

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名物、炭酸せんべい

 

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温泉街を一通り散策して、太閤の湯でのんびり汗を流す。
金泉の濃さがずっしりと効いた。