岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

7/22〜23 どこかにマイル旅② 大雨の秋田から山形へ(その2)

2日目、やっぱり天気は荒れ模様・・・というか、秋田県は相当な水害になっているらしく、横手大曲方面はかなり浸水&がけ崩れという話。とはいえ、秋田空港に車を返して戻らなければならないので、もう一方の日本海側ルートを。羽黒山に参る時間はなさそうだし、鶴岡市内で少し立ち寄りつつ、北上する予定にする。

 

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朝食にまたズッキーニを焼いてレトルトカレーを。本棚にあった、ゲストハウス巡りの本、確かこのイラストレーターって沖縄とか離島めぐりのイラスト旅本書いてたなっと。ただ羅列しているわけではなくて、ちゃんと自身でまわったのでしょう、率直な体験がゆるーく書いてあって一気に目を通す。鹿児島のガラムマサラがどーんと一章割いてて懐かしさこみ上げてくる。宝島の帰りに、なんとなく市内から対岸に流れて火山灰に降られながママチャリ1周したり、苦手な犬に追いかけまわされながらものんびり過ごしたっけ。
紹介されてる中で、南知多の「ほどほど」がとっても気になる。アクセスは名古屋まで近鉄でいって、あとはレンタカー?名鉄?まだまだ愛知県って旅的な感じでは全然回れていない気がする。

 

 

さて、早め早めでと8時過ぎには出発して鶴岡へ。梅雨らしく際限なく降ってくるけれど、災害になるほどではない・・・と思ってたがそれは後に間違いと気づく。この時点では小一時間は観光する時間あるだろう、泊まって帰るだけではね、という心持ち。

 

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鶴岡アートフォーラムでの「東北画は可能か」展へ。東北芸術工科大学という山形の大学(仙台~山形の高速バスで通う学生も多そうな位置だが、それゆえに人をあつめるところもあるのか)で、山形ビエンナーレの仕掛けもここ。

震災前から始まっていたプロジェクトらしいけど、3.11があってこその存在感も正直あるかと。東北でだいぶ過ごしてから作品をみると、みちのくの民俗的なものを丹念に拾い集めているのが良くわかる。宮本常一の頃みたいにひたすら歩いて聞いて記しての手法から、いかに注目を引き寄せるかの視点を加えた現代的な表現への変化ということかな。

語らずの湯殿山が、割とはっきりかいてあったのは少し笑えるが。

 

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全然混んでなかったので、いろんな旅先記憶を手繰りつつのんびり鑑賞する。
気が緩んだのか、折りたたみ傘を忘れて、引き返す。


そこから秋田空港へ。
高速が使えない・・・空港への道が割と封鎖されてて、一気に焦燥の感覚へ。
ともあれ、日本海東北道はつかえないので国道7号を淡々と流れに沿って進むしかない。御朱印集めたいなと寄りたかった出羽国一ノ宮(鳥海山大物忌神社)もスルーせざるを得ない。
道の駅岩城でつかの間の休憩&情報収集、どうやらここから県道44号で内陸に入るルートは使えそう。

ではなかった。数キロ進んだところで車止めが。でも、それしかない、他に情報がない。レンタカー屋に電話、とりあえず戻ってくればOKと。聞くに陸の孤島、というほどには至っていないらしいがだいぶ混乱している様子は感じる。
一旦8号線に戻り、ひとつ北のアプローチ、県道240→65号ルートで再び接近を試みる。雄物川手前でがっつり浸水した水田エリアあるが、停まらなければ大丈夫と徐行でやや強行突破。でも、渡ったところで南からは空港に入れない。

 

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ここでJALにも泣きの電話。最初は最下位ランクのどこかにマイルチケットだからか、時間までに着かなければ放棄とみなすと突き放されるも、事情を話して(並行してダメもとで最終便の予約をとって)一旦電話を終える。彷徨っているとほどなくして折り返し連絡、予定の昼便が15分遅れになっているのを理由にして(これがいわゆる忖度なのか、偶然制度的にラッキーだったのかは不明だが)最終便に変更してくれることに。

これでどうにか帰る算段は立った。あとは空港までたどり着ける道を探すのみ。

 

西側から時計回りに届きそうな路地を進んでは戻り繰り返す。

空港道路も土砂崩れで通行止め…だったが、その側道が何とか通れるようで、空港バスも迂回運行していた。

 

14時半にその側道と国際教養大学の構内を抜けて、なんとか秋田空港に到着。ちょうどカウンターで手続きしたころ、乗る予定だった飛行機が離陸していった。さて、3時間待ち。

売店も17時で早仕舞い。新幹線が止まってしまったようで東京行きは空席待ちにかなりの人数が。一方でたどり着けない予約客も多くてどんどん繰り上がる。

 

そんな光景を見つつ、ひたすら待つ。

最終便は予定通りやってきた。

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空から見ると、雄物川流域ががっつり浸水しているのがわかる。何はともあれ、帰れて一安心。 

 

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