毎週のように旅に出ていた夏、8月最初は近場の奈良へ。旅ラジオのリスナー旅行に参加してみた。
初めてお会いする方ばかり、3年前に飛び込んだトリッピース旅のわくわくと緊張が思い返される。少し切り口は違えど、今回も旅に前のめりな人々が集う。
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昼過ぎに奈良駅に集合して、初日は市内観光&ゲストハウスで1泊の行程
奈良は近くなったので、GWに続いて3か月ぶりの観光(仕事では、ちょくちょく来ている)、行先は、同じ東大寺あたりだけど、またちょっと違った視点とガイドを楽しめること期待しつつ。
まずは、ひがしむき商店街から猿沢池の方へ。観光客向けと、地元の買い物客向けが混じるちょっと面白いアーケードだ。池の方は、真夏で水不足なのか、だいぶ干上がっていて、ちょっと青臭い空気が漂う。夜には灯篭で照らされるらしいが・・・水面に上手く反射するのか不安である。
興福寺の五重塔を見上げつつ(今思うと何故かだが、数百円をけちって本堂は見学せず)奈良公園の方へ向かう。
あまりにも暑い。鹿たちも日陰で消耗を抑えてやり過ごしている・・・のもいるが、煎餅目当てに観光客にすり寄るものも。それぞれの、生存戦略
東大寺の大仏は、相変わらずのスケールで、やっぱり金ぴかでないおとなしさが日本っぽい。でもやっぱりロータスに浮かぶいろいろがアジアっぽい。
大仏殿が、良い日陰という側面も否定できず、ある意味つかの間の癒しではあった。
奈良は盆地で夕立は茶飯事のこと。雨雲レーダーみて、空をみて、すぐそこは大雨。この辺りはまだまだ大丈夫、そのまま降られずにしのげるか、ちょっとしたアトラクションみたい。
地図に詳しいパーソナリティから様々にガイドを頂きつつ、春日大社へ、若草山へと登っていく。汗が噴き出る、塩となり黒服に模様が着く。脱水症状がこわい。
そんな中、「彼なりの、生存戦略」を体現する個体と遭遇する。
我々は素通りしたが、やっぱりここが安定的に食料を得られる場所なんだろう。
前回も感じたんだけど、若草山の傾斜地、入場料を払って登る意味?食わず嫌いなのか、みななんとなく吸い寄せられていくのか。グーグルマップではそこまでネガティブな意見ないので、やっぱりいいところなのかな?
春日大社は、御朱印帳を忘れてきたことを後悔、時間的にも閉館ギリギリでちょっと駆け足。宵の帳、ちょっとレトロな飲み屋通りが画になる。
JR奈良駅近くのカフェで晩御飯、予約していたとはいえ人数も多かったのでそれなりの時間に。