岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。

9/10 残暑の東京散歩、目黒線ルート(その1)

岩手に住んでいたころから、東京に行くとゲストハウスに泊まり、予定の空いた日中は歩き回る(そして、主な予定は同期会であれ、結婚式であれ、夕方以降だ)何度も繰り返すうちに、自然とルートが固定されていく。
靖国神社あたりから渋谷へ出るか、目黒から東急で横浜まで抜けるか。

今回は後者、年に1度は行っている気がする温泉とラーメンを経由して、横浜トリエンナーレを駆け足で回る。

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異論は多いと思うが、大阪は温泉がない。少なくとも、気軽な範囲には。
東京は掘れば湯が湧く。それもがっつり温泉とわかる個性で。

結局辿るルートはかつて住んでいた範囲のちょっとした変化を楽しみたくて歩き回るということ。品川宿のゲストハウスから山手線・大井町線を乗り継いで武蔵小山へ。
駅前に出ると知ってはいたが、タワーマンション建てるための再開発の只中
商店街も少し抉られ、なにより駅出てすぐの独特の雰囲気を醸してた飲み屋街も、ちょっと目黒側にいったところにあった中華料理の「悟空」もなくなっている(検索したら、不動前に移転したそうな)ここは教授とよく飲み会で食べまくった場所。サラリーマンになって思うのは、やっぱり大学の教員は良く言えば自由人、要するにこだわりは強い。ゆえに、こんな穴場を探し当てて集っていたのだろうと。

「日本一感じのいい」タワーマンションというが、結局のところ(新今宮とか西成界隈とは比較にならないにしろ)ジェントリフィケーションというのか、不釣り合いなシムシティ的都市がつくられていく。


半年後に思い返そうと、そのタワマンのサイトを開くと、「感じのいい」根拠が商店街だったり、温泉だったりと、この開発がもたらす効果ではない。
そしてその価格(8,000万か・・・)に、東京はさらに遠くなった、将来的に仮に家族をもって住める場所なのかと気が重くなりもした。その点、関西は過剰に物価高くなく、生活しやすいと思う。

さて、本題、目指した温泉はもちろん清水湯
いつ行っても混んでいる、浴槽にすし詰めなんだけど、この濃くて、がっつり効きそうな2つの源泉で500円切るのはどう考えても安い。そして2階の寝転び処もありがたい。
金の湯の方は、海の近くならどこにでもありそうな海水と鉄分がまじりあったタイプ(要するに有馬温泉)、黒湯は関東に多いらしい。天然ガス層が関係しているのか。ちょっと油っぽいと思わなくもない独特さ。どちらかといえば、後者を楽しみに来ている。金の湯は浴槽ひとつで、ほぼ順番待ち状態になるので。

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やっぱりちょっとずつ、チェーン店が侵食し始めている商店街を回って、駅に戻る。お昼は武蔵小杉のラーメン「然」へ。一つ手前の新丸子で降りて、こっちも商店街観察。日曜で休みだけど、焼き鳥とコロッケが安くて美味かった惣菜屋もたぶんまだ健在の様子。「たから舟」もまだやってるみたい。大盛りのちらし寿司とか握りランチをちょっとしたご馳走に食べてたっけ。(学生の頃、武蔵小杉の奥の方に住んでいたので、チャリでこの辺までよく出て来ていた)

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「然」もその時から。とにかく魚介系がしっかりした味で、くどさはなくてこちらもふとちょっと贅沢したい日に並んでた。豚骨で塩味はさほどでもなく、青森煮干し系よりは万人受けするタイプ。具が溢れんばかりの特製ラーメンを平らげて、全く違う街になった武蔵小杉から横浜へ。