2018年5月12日
九州急行バス 運行便
金曜のうちに長崎に入り、土曜日帰りで福岡の所用をこなす。
福岡泊も選択肢だったが、神戸→長崎のスカイマークがお値打ちすぎるのと、福岡の週末宿は高い。
福岡へはかもめか、九州号か。
週末とはいえ、GWも終わり渋滞に巻き込まれるリスクは低いと考えて安い方で。どちらも定刻なら所要時間はかわらない。
福岡へ約2時間のスーパーノンストップ便は長崎市内を北回りか南回り。前者は昭和町経由で市内北部エリアからはわざわざ長崎駅まで出なくて良い。利用価値が高いのか。こちらが先に満席となっていた。
南回りといいつつも、大波止に立ち寄るのみなので後者は実質直行便だ。
ちょうどいい時間で席が空いてたのは直行便のみ。長崎駅前の交通会館から乗車する。
交通会館=県営バスターミナルだが、県営バスも出資社に名を連ね、続行便も担当していて関係は深い。
地下道を渡った奥の島は九州号専用に割り当てられ約10分おきの発車に対応している。
8時半過ぎに稲佐橋の車庫から西工ボディの九州号が改装されてくる。
最新型はセレガ・ガーラの見慣れた形だけど、西工車体が現存していた限りはこのタイプが入っている。
07年式の日産シャーシで、それなりに経年車の部類ではあるが、まだまだ主力を張るタイプだ。
と、いうことで、車内は九州特有の偏心3列シートに当たる。前回(17年元旦)は新しい車両ながら4列のよくあるタイプだったので同じ運賃なら広いに越したことはない。
発車時点で満席と案内されており、残り1席も大波止で埋まる。
11列シート最後尾4列なので、32席(右側1人席のA列中央に階下トイレが設けられている。一般的な夜行独立3列シートよりも1列分多いが、通路1本のみなのでシートが広くなる。
ほんの少しだけ市内を走り、出島道路から高速へ入る。大村エリアまでも30分かからず、インターに寄る便でもないので颯爽と通過していく。
9:30頃には佐賀県に入り川登SAを通過。その先の垂れ幕は「イノシシ飛び出し注意」 西の国で恐れる対象は熊ではなく猪である。そもそも、くまモン以外熊生息してないし。
9:50に佐賀大和インターを通過、徐々に車が増えてきたが渋滞に至るほどではない。片側3車線の九州道に入っても流れは淀まず太宰府インターから都市高速へ。
終始車内は穏やかに時が流れる。
若年層にとって、やっぱり2500円のかもめは高級なもの。より安く、天神直通のバスが有効活用されている。
10:35に天神北ランプから市内に入る。バスターミナルに上がるスロープで長旅を終えたはかた号とスライド、降車ホームが空くまでしばし待つが、ほぼ定刻で天神に到着した。
***
裏手の警固神社に立ち寄る。
その名の通り、天神の守り神如く、都心に鎮座する。