酒飲みたちの秋合宿、目的地は新潟なり。
初夏の静岡はキャンプで飲み明かしメインだったのに対して、今回は酒の本場に乗り込む感じ。酒蔵を巡りつつ、美味しいものを。
大阪から新潟へは昼陸路ではやっぱり遠くて休みを最大限活用するならば、夜行バスか飛行機か。今回は飲むとわかっているので体力はできるだけ温存しておきたい。早割でもバスより8,000円高いが始発の飛行機で飛ぶことにする。
7:05発、伊丹から一番早い出発時刻だ。眠い目をこすりバスに飛び乗って空港へ。バススポットではなくボーディングブリッジ使用だったので、サササッと逃げ切るように離陸一番手を取って飛び立つ。
北に進むほど、山並みは白くなっていく。
8時前には着陸態勢に入る。市街地を左下に眺めつつ、いったん北上して旋回し、海辺の新潟空港へ着陸した。
ロシアへのニッチな国際線が飛んでるイメージだったが、冬ダイヤ故かこの方面は休航中だった。それでも、定番のソウル上海はあるとして、残りが哈爾濱と台北(航空会社がなんとファーイースタン!)というディープな空港だ。
市街地までは高速載らないけど観光バススタイルな路線で30分ほど。
9時過ぎに東京・名古屋からのメンバーと合流して旅をスタート
最初の目的地は、白鳥目指して瓢湖らしい(このころの旅でありがちだったが、主催じゃないときは行先について何も下調べしていない)
そこで駅弁とビールじゃい!とまずは弁当の調達に。そして、全員同じ喉黒といくらの奴になだれ込む(そして、早々に完売)長いものには酔う前から巻かれるスタンス。
レンタカー使っては、誰かが飲めなくなるので初日は公共交通機関で移動することに。水原駅までローカル列車で移動して、そこから瓢湖までは100円の混むユニティバスで5分ほど。ローカルあるあるで、ちゃんど電車にほどよく接続したダイヤになっている。
さて、着いた瓢湖は・・・意外と狭い(笑)ってか、四角形でどうみても人工のため池である。それでも白鳥が長年寄りつくようになってラムサール条約に登録されるまでに。
確かに、まだ冬感なかったけどかなりの数の白鳥が飛来している。望遠レンズレベルだけど、人を恐れるほどではなく結構近いところで悠然と。
多くのバードウォッチャーを横目に、弁当を広げる・写真を撮る・ビールを開ける。大人の遠足と、いうことで。
食べつつ、白鳥が飛び立つとカメラを構え、落ち着くとビールをひと口
慌ただしいけど、楽しい。
湖のほとりに、有名なチョコレートがあると聞き、酒粕入りのショコラを買う。
そして、タクシーで水原駅の逆側にある越後桜酒造へ。
酒蔵の構えはそれなりに歴史を感じるが、生産設備は大型の各種機械を入れていて結構近代化されている。結構積極的に蔵見学を受け入れて知名度を上げようとしているタイプだ。
さてさて、お待ちかねの試飲だが、味は淡麗系で若干甘酸っぱい、でもやっぱり軽い新潟のお酒だよね、と再認識する感じ。
香りが穏やかで東北の酒から始めた私にはすこし物足りなさもあり。
値段はそこまででもないので、コスパは悪くない。
甘酒が絶品だったので、こちらを購入(笑)