岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

2/1〜2 出張ついでの広島旅行(その4)

仁王門をくぐった先で分岐あり。弥山山頂へのメインルートと、御山神社へ向かう脇道で時間にも余裕があるので神社にいってみようかと。

 

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ちょっとけもの道風の森の中を抜けると、最近塗りなおしたと思しき、鮮やかな鳥居と社が3つ。厳島神社と同じく宗像三女神が祀られているらしい。境内は視界が開けていないけど、裏手に大きな岩があり、そこに座ると瀬戸内海が一望できる。バーナー持っていたらここでコーヒーにて一服、といきたい絶景スポットかと。

 


本線に戻って少し歩くと展望台がみえてきて、ここが標高535mの山頂になる。多くの人は、ロープウェイで上がってくるが、実はその終点からも軽くアップダウンがあって、ただただ観光で宮島一望を期待して!の気分で来るとなかなかハードな道らしい。結構疲れたこんな道だとはの溜息が聞こえてきた。

 

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天気こそ冬特有の鈍色曇り空だけど、霞は少なくて広島市内までくっきりと一望できる。瀬戸内側はいくつも島があって、人が住んでるのはどの辺りかなと探してみると、ちょっと冒険心くすぐられて楽しい。上陸してみたいけど、何もなかったら、島民から怪訝な目でみられたら(いや、観光化されてなかったらこいつだれだでしょ普通に考えて)、そもそもそんな日程組めるんだろうか とか想像は尽きない。

 


ここまで寄り道込みで歩いて1時間半、高低差も考えると軽い山登りにして、ハードな観光といった感じかと。普通に見て回るなら、多少歩くのわかった上でのロープウェイ利用で宮島半日コースとかなのかなって。

 


帰り道、片道乗るのはなんか負けた気がするので、紅葉谷コースを下っていく。こちらはより整備された登山道でこまめに休憩できる場所が設けられている。すれ違いで登っていく人の中には、明らかに街歩きの服装と靴で大丈夫かな?というグループもちらほら・・・タフなバックパッカー系外国人はガシガシと登っていく。

 

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登山の後は温泉!と期待したが島内にまともな温泉はなく、まま冬でそこまで汗もかいていないから別に無理してつかる必要はないと諦める。代わりに、門前町で焼きたての紅葉饅頭を。平日で空いてたから良かった。土日じゃこんな独りでふらっと入れるような場所じゃないかなって思うし。結構通りからの視線もありそうだし。

 


帰りは広電系の松大汽船で宮島口に戻る。JRと同じような船で設備も大差なく、運賃も同じ。ただ、それぞれ紐付いたフリーきっぷ的なものは違うので、結構競争してるのかも。観光客、特にレールパス使う外国人にはわかりにくいので、協調路線・・・というわけにいかないから併存してるんだろうな。箱根の小田急vs西武みたいに火花散らしてた、ってほどではないだろうけど(宮島ののりばは同じ建屋だし)

 

 

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昼のピーク時間は過ぎたであろう14時過ぎにあなごめし「うえの」の暖簾をくぐる・・・が、まだ満席続いてて隣の待合でしばし。

15分ほど待って店内へ。むむむ、穴子の白焼き&冷酒ってめっちゃ惹かれる!組み合わせだけど、1尾食べきる自信もなく、そして、追加注文的に〆にあなごめしで。という二段構えもできなさそうな盛況ぶりだったので、大人しくあなごめしを頂く。ネットの口コミとか見ると、「外国産のあなごを使うのはどーかと思います。にしては高い」とか、まま、地物信仰的なものも散見・・・

旬の時期にまとまった量が入るならできるだけ使ってほしいけど、年間かなりの人数が押し寄せてる人気店ゆえ、安定供給も命題のひとつでしょう。本当に地の物をしか嫌なら、丹念に調べて拘りの店に行けばよいのかと。

老舗にはそれなりに続く理由があるし、ホイホイじゃなければ味わっとくのも旅の目的だしね。はい、色々周りからつらつら書きましたが、美味しかったです。

 

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広島駅で名物的なものを買い込んで(豚ホルモンのせんじがらとか、牡蠣の燻製とか)、居酒屋新幹線で帰宅!まだ明るい時間だけど、いいよね、たまには。金曜日だし!

精米歩合80%でお値打ち(300mlで400円ちょっとだったかな?)だった菱正宗純米酒、適度に酸味あって結構好みだった。安いしまた買ってみるかと大阪で探すも、全然見当たらず・・・とりあえず55とか60%の純米酒よりも、80%越えの方が尖ってて面白いと思ってるんですが、万人受けはしないんでしょうか・・・