岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

2/24 冬の京都散歩、下鴨&上賀茂神社へ

仕事的には2月が年度末

東北時代に比べれば諸々の圧力は減ったとはいえ、やっぱり息詰まるものがある。土曜出勤日、半日出つつ気晴らしに京都散策に出かける。

 


とりあえず京阪で終点の出町柳まで一気に。中書島で降りて伏見の酒を、のプランも考えたがストレスを酒で流すのは良くない。心洗うことを目標にして。

 


歩いても汗をかく季節ではないので下鴨神社&上賀茂神社を歩き通す。

 

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まずは出町柳駅から下鴨神社の境内へ。南北に相当長くて本殿ははるか先に。手前の河合神社は「女の子をもっとかわいく」感が漂いすぎて男一匹で行ける場所ではないとスルー、粛々と参道を進む。

 

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ちょうど土曜日の午後なので、結婚式やってた。どこの神社でもみるけど、全体的に年齢が高めに感じる。メイクや雰囲気でそう見えているのか、やっぱり古き良き的に何とやらにシンパシーを感じる層はこの辺りなのか。どっちだろう。

 

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そして、本殿の外国人向け参拝作法の説明板におっ!さすがだなと。

日本で信じるいろんな神様は唯一にして全能のGodではない。八百万的で、延長線上にある崇拝の対象をそのまま訳せる語はない。そう言い切っている。

 


私は神の子で腐敗した云々というすごい歌が昔ありましたね…

 

 

 

さて、上賀茂神社へひたすら歩く。

単純に、遠い。夏なら歩ける距離じゃない。割と単調な街中を淡々と北上する。地下鉄の北山駅が見えてきたあたりで通りをかえて突き当たりまで。Googleマップで検索すると面白い神社がある。

 

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深尼池貴船神社というらしい。貴船神社は「遠いので」手の届くこちらに神様をお迎えしました、というまことに正直な建立の謂れが書かれている。本丸の貴船神社まではここから車で20分ほど、現代では決して遠くない距離ではあるが、山越歩きの時代では、都の外れのその先にある目的地はあまりに遠い道のりだったということか。足元をみて時代の進歩(か、どうかは一概にはなので、変遷)をみるひととき。

 

さて、ちょっと笑える寄り道を経て、進路を西に変える。大田神社カキツバタで有名らしいけどもちろん時期ではなくスルー、ちょっと京都のいい御屋敷街みたいな通りを歩けば程なくして目的地の上賀茂神社に辿り着く。

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そこまで歴史の重厚さを感じるような建築ではなかったが、こちらもご朱印はまこと見事な達筆で。

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帰りはさすがにバスで出町柳まで戻る。