岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

3/1〜3 しまなみ海道サイクリング&尾道迷い旅(その4)

自転車神社因島市街地にある大山神社が建てた摂社のひとつ。自転車では急すぎる坂をちょっと上った先にある。まま、神社って集落を見渡せる高台にというのがお決まりのパターンでもあり。「御由緒」を読むと率直に、良く考えたなって。話題作りもだし、その土地に合わせて人々の適度な尊敬を集める対象にしていくのも神社の立ち位置作っていくうえで重要と感じる。上手くまとめた例の一つだと思う。

 

f:id:islandernx:20181110095455j:image
f:id:islandernx:20181110095451j:image
f:id:islandernx:20181110095447j:image


さて、御朱印などなども頂きたかったところだが、境内は祭りの準備で結構わたわたしており、それどころではなかった様子なので今回は断念、また次回に(というところで10月再訪してまいりました)

 

f:id:islandernx:20181110095542j:image
f:id:islandernx:20181110095538j:image
さて、だいぶ西日になってきたのでここから尾道までは淡々と進む。とはいえ、レモンケーキに続いてご当地甘味的なもの、もうひとつ発見してしまう。「はっさく大福」ちょうど旬だしせっかくだし。店内でぱくりと。白あんもそこまで重くなくて八朔の酸味であっさり頂ける。もうひとつ、看板にあったカフェオレ大福も食べればよかったかな、というのが今の後悔。

 

 

f:id:islandernx:20181110101712j:image
f:id:islandernx:20181110101716j:image

さて橋も最後、向島への自転車道は車道の下にある瀬戸大橋線スタイル。解放感と景色は全然なのでサッと駆け抜ける。自転車道ループ線を下りたところの海岸が、穏やかな日差しに美しく映えている。遠くはたぶん石鎚山まで見えているかな。そして、異様な形の船を発見したのでズームしてみる。

 

f:id:islandernx:20181110101801j:image
f:id:islandernx:20181110101804j:image
船名をみておお、これがくそ高い、いや超ラグジュアリーなクルーズ船、ガンツウですかと!宝くじでも当たらない限り縁のない豪華さなので、このくらいの距離で拝むのが適切な立ち位置だということで。

 

 

 

向島はほぼ平地で漁港と住宅街の中を走っていく感じ。ラストスパートをかける!ほどではなく明るいうちに尾道に着けるところまで走ってきているのでのんびりと。ちょうど帰宅ラッシュと重なり道路は渋滞している。案内に従って渡し船までやってきた。対岸はついにゴールだ。

 


まもなく船がのりばに対して垂直に突っ込んでくる。流れのまま乗り込んで、百円ほどの清算、その間にほぼ中間地点までは来ている。他の利用者にとっては日常の移動手段なので、特に何かを感じているでもなく、ただ刷り込まれたように着岸するとさっと散り散りに目的地へ。振り返って写真をとろうとすると、既に再び動き出していた。

f:id:islandernx:20181110101925j:image
f:id:islandernx:20181110101921j:image


尾道駅先のサイクルステーションまで1キロほど走って返却する。係員はおお、間に合ってよかったです的な反応だった。営業時間はあと1時間弱あるが、確かにトワイライトタイム始まりつつあってナイトラン一歩手前である。ちなみに今日はあと2台、今治発の自転車が残っているとのことだった。トラブルなく乾燥していることを願う。

 

f:id:islandernx:20181110102005j:image
f:id:islandernx:20181110102008j:image
さらに夕暮れが進んだ波止場の写真を撮りつつアーケード方面に戻る。尾道と言えばラーメンなので、老舗の朱華園を目指す。営業時間は19時までなので、まだぎりぎり間に合うはず。ちょっと店は薄暗くなっているがまだ暖簾あり。店内に入ると先客ふたりが注文中、「献立」の札は中華そば以外裏返されている。そして、私の後ろでは暖簾が畳まれ。最後のひとりに滑り込めた様子。

それでも、普通にメニューは聞かれるので、そのまま「中華そば」を頼む。

 

f:id:islandernx:20181110101835j:image
結構醤油の利いた鶏だし系のスープ、そこまで塩辛さを感じないのは背脂がバランスを取っているからかもしれない。軽く火が通ってきたネギもまた美味しくて。健康には、良くなさそうだけど、美味いものはそれでありなんだと。旅の食ぐらい、いろいろ気にしてても不粋なもの。(あっ、でも典型的すぎる旅館飯セットは個性無くてあいたーって思っちゃいます)

 


ゲストハウスに湯船はないので、アーケードの先にある小さなスーパー銭湯的お風呂屋さんで汗を流して、寝床へ登山に向かう。