2018年10月8日
土生港前16:15 → 17:28福山駅前
中国バス 運行便
朝に尾道からバスで因島に入り、レンタサイクルで「ゆめしま海道」を巡る。写真撮りつつ半日かけてのんびりと。
帰阪は引き続きコストカットのためにバスを乗り継ぐ。
因島→大阪の直通はなくて、福山を経由するのが最短ルート、金券ショップで回数券を駆使すれば、片道5,000円を切っての移動が可能である。(バラ売りの状況を事前に掴めず、今回はどちらも正規運賃で乗ったけど)
もはや文化遺産レベルの薪で沸かす銭湯「寿湯」で汗を流し、「いんおこ」なる因島式お好み焼きをおやつ代わりに。大阪行きのチケットを発券しているとちょうどいい時間に。
3分前に車両が回送されてきた。いすゞエルガの短距離高速路線仕様で、トップドアハイバックシートを装備。1時間程度で一部区間高速を走る程度であればコスト的にもこうなるだろうと。乗り心地もさして変わらないし。
車内は前方左側2列が荷物置き場となった11列シート仕様で41席、要するに空港バスに近い座席仕様になっている。タイヤ部分は若干座席位置が高くなる。
尾道→因島で乗車した本四バス開発の車両は天井に荷物棚を設置して45席仕様だったが、中国バスの場合はこれがなくてすっきりしている。
何れにしても、床下の格納スペースはないので、車内でどこか置ける場所を作らざるを得ない。
始発の土生港発車時点で乗客は12名、まばらに座って皆が思い思いに過ごせる密度でスタートする。
市内でポツポツ拾いながら、島をほぼ半周して因島北インターから高速に入る。その直前のバス停で結構な乗車あり。法事か寄合的なもの帰り?のグループが前方座席を埋める。都合25名ほどが乗り込んだバスはしまなみ海道の北端区間を走り、山陽道に入る。
高速でも乗り心地は通常の貸切バスタイプの車両と大差ない。視点はやや低いが、窓側大きいので開放感はある。眩しければカーテンもちゃんと装備されているわけで(尾道→因島の本四バスはスモークガラスでカーテンなしだった。これは合理的かもしれないが、景色楽しめず、眩しい時に防げない)高速走るのが30分もないような路線では、むしろ運賃安くなるならそれが良い。
福山市内の下道に降りてからはやはり休日の夕方なのでそれなりに渋滞している。ただし、途中の降車が1ヶ所のみでほぼ全員が福山駅まで乗り通しだったので遅れはさほどでもなく。
17時半前に夕暮れのバスロータリーに到着する。
しばらく観察していると、広島行きはヒュンダイユニバース(中国バスのそれは大阪でもたまに見かける)、因島線は20分の折り返しで慌しく発車していく。
どちらもけっこう乗客はいる。
コストを削って、生き残りを図る。