2018年10月8日
福山駅前18:10 → 22:08大阪・東梅田
近鉄バス 運行便
3日間で7区間というひたすらなバス移動を繰り返して旅をしてきたが、これがようやくの最終区間に。
福山で約40分の乗り継ぎ時間は最近恒例の地酒調達に費やし、トワイライトタイムへと近づく18時過ぎに3番のりばへ。時を同じくして、近鉄バスがロータリーに入ってくる。始発地は府中でここから1時間前、ギリギリの入線かと思いきや乗降時間を見越して早めに到着できるよう組んでいるのかもしれない。
実際、到着時点では車内まばらでここからまとまった人数が乗り込む。
近鉄バスは座席指定が通し番号になっていて分かりにくいが、予想通り窓側を確保。通路側は前方半分ぐらいまでが埋まり、総勢30名ほどの乗車になりそう。
予約時に座席指定ができないので、割ときっちり窓側から埋めて、通路側は前から順に配置している。
車両は13年式のセレガハイデッカーでもはやテンプレの4列シート後方トイレ仕様、ただし、シートが貸切とかにあるペラペラタイプではなくてそれなりにしっかりしたものが使われていたり、窓枠内側の部分にもモケットが貼られていてそこから冷えないようにしてあったりと、近鉄の余裕と品格を感じるつくりになっている。
所々空いた席は、高速に乗る手前の広尾からの乗車だった。単身赴任の見送りだろうか、小さい子どもが手を振る。3連休も今日でおわり。
高速に入ると運転手より休憩が2ヶ所、吉備と三木で各15分とのアナウンスが流れる。福山→大阪間だけでみるとやや過剰な感じもあるが、全体としては結構長く、かつ、運転手は日帰り往復?のようなダイヤ組まれており、法律とか協定とかでこの時間が組まれたのだろう。
最初の休憩は吉備SAで19:08着、25発の案内にて。帰路につく人々の混雑で駐車場やフードコートはかなりの密度になっている。バスロットにも自家用車が侵略しており、辛うじて空いていた枠に滑り込みといったところ。
発車時に人数確認を兼ねつつ運転手がスタンプシートの押印を進める。8割方の乗客が集めていて、常連客の割合が高いのがわかる。連休末日の最終便という変数がかかっているかもしれないけど。
そんなわけで時間がかかり、実際に動き出したのは19時半ごろ。
乗客はスマホに夢にそれぞれ手繰りつつ舟漕ぎつつの中、バスは淡々と東を目指す。交通量は多いみたいです車線変更の回数もそれなりにあるが、詰まっているほどでもない。大阪手前の渋滞もこの時間になれば解消してきている。
2度目の休憩は三木SAで20:48着、21:05発
さして空腹でもないのに、セブンイレブンにあった「バッファロー」というのが兵庫名物パンというのでついつい手を伸ばしてしまう。車内に戻って一息、やっぱり明日の朝食だなとそのまましまう。付け合わせに買ったコーヒーだけのんびりと。
一切渋滞に巻き込まれることなく21:40に中国池田インターを退出して寝静まった伊丹空港に立ち寄る。4名が下車していく。モノレールはまだ動いている時間なので、沿線はじめ北摂地域なら梅田まで行く手間が省けるのだろう。
阪神高速に乗って、環状線→守口線と回り込んで扇町ランプでおりる。近鉄バスの梅田窓口、谷町線上の東梅田バス停に到着した。ちょうど関東方面への夜行バスがピークの時間帯で、パソコン持った係員が臨戦態勢に。