岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

5/3〜5 GW登山旅、大山と祝祭の温泉郷(その4)

倉吉は白壁の土蔵が有名らしいけど、30分くらいしか見て回る時間がなかったので・・・真っ先に向かうのは、酒蔵。ドライバーで飲めないのに。

 

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なるほど元帥って聞いたことあるな、というくらいの印象しかなかったので、蔵のおススメと、純米で精米歩合が高いやつと、小瓶を買って帰る。

味はおしなべて穏やかで、香り酸味系とは少し違うかなと。好きな系統とは少し違っても、旅と酒は切り離せないもの。

 

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さて、駆け足で街並みの雰囲気も。

白壁のいろいろといううよりは、水路が残る昔ながらの街全体を楽しむ感じかな。次はもっと時間とって立ち寄らないと。

 


三朝温泉も、予約した時点で空いていたのはほとんどなく、その中でもリーズナブルな清流荘にチェックイン

お値打ちといっても、たぶん通常の1.5倍はしたはず。だって花火で祭りの日だし。それでも、日本海側の羽合温泉とかにくらべたら半値ぐらい。やっぱり、繁忙期というやつですな・・・

 


宿自体は多少古さも感じるがまずまず。温泉もゆるやかなやさしさでホッとする。この日のハイライトはそれら一通り済ませた20時過ぎから。

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三朝川の河川敷から花火が上がる。思いのほか、けっこうな数が打ち上げられてる。ひとつひとつはそこまで大きくない(というか、三尺玉とか飛ばしちゃったら、温泉街が火の粉に包まれるんじゃないかと思う)けど、距離が成す迫力で勝負といったところ。思えば、2018年、これしか打ち上げ花火をみなかったので、貴重なタイミングでした。

 

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その後は祭りクライマックスの綱引きに向けて、東西から藤かずらの綱を持ち寄る儀式へと移る。それなりに時間があるので、またまた酒蔵、藤井酒造で試飲頂きつつ、梨チューハイをひと缶。メインの通りはネオン輝く昔ながらの温泉街、妖しい光を放つスナックもありつつだけど、皆生温泉ほどのちょっと・・・な雰囲気は薄い。ちょっと場違いな右翼看板が街づくり的にどうよ、というくらい。

 


足湯飲泉河原風呂と、いろいろ楽しめるようにもなってていい感じの温泉地でまとまってる。

 

 

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さて、だいぶ時間が経って東西から綱がやってくる。めちゃくちゃ重そうで引きずるというか、持ち上げて押して、また少し勢いで、の繰り返し。完全にぎっくり腰になりかねないやつ。

 

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綱が真ん中に来るまでに約1時間、さてここから結合作業なの・・・だけど、それぞれが雄綱・雌綱と呼ばれてることからも、容易に察しが付く様に、祝祭の有り様というか、ハレの日のエネルギーを放出する方向というか、ねぶたに近いものを感じるわけで。

 

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そう、この日、この場所は祝祭であって、だ。