いろいろと悶々とした疑問と感情をおさえつつ、祭りから翌朝へ。
気分晴らしに朝食前に誰もいない河原風呂へ浸かる。
すこし、思考は整理できたかなと。
3日目にようやくメインイベントの大山登山へ。待った甲斐ありのベストコンディション、良く晴れ、風もない。
宿を出て昨日の道を逆に西へ。1時間弱で登山口へ。すでに結構な数の車が停まっており、少し奥の駐車場、その隅っこに空きを発見ですべりこみ。
大きくえぐられた迫力満点の山がすぐそこに。なるほどこの尾根線を辿って天空の散歩道へと向かうのですねと、期待せずにはいられない。
9時半に登りはじめ、最初は寺院の建物的なものや段組みがぽつぽつありつつ、なだらかな道が続く。登りにくさはない。小さい子どもを連れた家族も多い。
3合目あたりからは明るいブナ林の中、ありきたりだけど眩しい新緑
約1時間で行者谷別れというポイントに着いたのですこし休む。やっぱり多少は汗をかくので水分補給は忘れずに。先週の無茶登山in中国崋山の影響は引きずっておらず、体調は問題なし。
さらに30分登って視界が開けた!独立峰とは思えない迫力の岩壁でやっぱり爽快感と達成感(いや、まだ山頂まであと少しだけども)、登山の醍醐味は稜線歩きだと信じて疑わない、それがポリシー
さてさて、その本格的な稜線歩きはもうちょっと登ってから。最後はなだらかでさながらウイニングランともいえそう。風もなく、視界良好いうことなし。山頂の銘板には大行列でしばし待たされるが、この日を選んでのぼってやっぱり正解だった。
歩行時間はトータル2時間半、ペースを合わせてのんびりだったのでこんなものかと。一気に体力試すのも悪くないが、心の余裕は大切と肝に銘じる、今回の旅行全体として。
さてさて、直下の山小屋でお湯つきカップヌードルを啜りつつ、少し休んで待ち時間に飛んだ体温を回復させる。下りはちょっと遠回りのルートで。
遭難対策?のシェルター(ただし朽ちて実用的かは?)もあって冬の厳しさを想像する。うーん、ここに限らず、雪山はやっぱり易々勢いでは手を出せないかな。夏の楽しみのひとつとして、のんびり登山は続けていこうと思う。結局単独だとハイペースになってしまうけれども。
のんびりと山頂エリアの景色を楽しんで、14時過ぎに下山、トータルでそこまで汗をかかなかったので、レンタカー返却時間&渋滞を気にしつつ、いそいそと帰阪しました。
前半後半、それぞれに山にふれる旅を少しずつ。そんな18年GWでありました。振り返ってみると・・・
2014年:チャリで盛岡→鹿角→田沢湖走り、ゆきの小舎にはじめて宿泊
2015年:屋久島
2016年:敦煌へ格安ツアー(ここまで岩手)
2017年:瀬戸内と関西のべたなところ
2018年:中国と中国(いや、要するに鳥取)
やっぱり外さずあちこち行ってたなと。
10連休の2019年が、一番大人しいシーズンになりそう。
なにせ、どこに行くにも高すぎて。