この日のうちに、那覇市内の観光地はあらかたみておこうと。日曜日は昼前の飛行機なので、実質土産ものの買い出しレベルになってしまうので。
やっぱり写真だらけのけばけばしいガイドブックは苦手だ。せめて「ことりっぷ」ぐらいには品のある体裁でお願いしたい。ただ、これとて女性向けなので、カフェと工芸品がメインになってくる(逆に、カフェだらけになってるエリアはあんまり見所ないんだな、っていうシグナルでもある)
そんな感じの、相変わらず斜に構えた?捻くれた?精神で街歩きへ。
とりあえず国際通りから公設市場の方面に抜ける。
大阪御堂筋と同じで、ひしめくドラッグストア、九州系から大阪のダイコク、サッポロドラッグまで全国各地からインバウンド目当てで集まる。台湾からは一番近い海外、中国からもクルーズ船でお値打ちな旅
大阪ほどではないが、歩いてると中国語も結構耳に入ってくる。
どことなくクラシカルな(たぶん年式だと90年代半ばなので軽く20年選手)のバスをみると、大学生の頃の印象と重なる。フルカラーLEDの最新式も普通に走っているわけですが。
公設市場までの通りは、前からの印象とは変わらない、ああ沖縄に来たんだ!というアーケードの風景が広がる。その印象は、小学生で初めて来たころから同じような気がする。記憶は書き換わるものなのは解りつつ。
昔ながらの和菓子屋さん的佇まいの「松原屋製菓」で職場おみやげ用にちんすこうをまとめ買い。お土産屋さんの、カラフルで適度な歯ごたえのそれならどこでも帰る。たぶん、本来の姿は、ちょっとパサパサで月餅みたいな形のここで売ってるやつ。団体観光には、もう迎合しない。
ふらっと入ったスーパーで、バラの角煮と豚足がどーんと積まれてたり、八百屋にヘチマが並んでたり。九州から台湾まで、南国・海外へのグラデーションの只中にいるなって!
公設市場のなかは、まま一部の精肉鮮魚店以外は観光客向けなので、ささっと見る程度に。
沖縄産の魚たち、うん、やっぱり寿司ネタっぽくはない。アカサバ、美味しいけどね。ちょっと片隅で、こんな店見つけるとああ、市場って面白い!ってなる単純なわたし。
さて、さらに奥へ進んでいきます。