岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名古屋ライナー甲府 名古屋→山梨

名古屋ライナー甲府6号
2021年11月5日
名古屋駅新幹線口17:30 → 21:23甲府駅
山梨交通 運行便


日曜に横浜で用事があり、さてどう向かおうかと。土曜フルに使えるじゃん、山梨行くか!


論理破綻も同然な発想で、金曜の仕事を切り上げてバスに乗り込む。

 

日が暮れるのもだいぶ早くなってる。晩秋ですね。17時半発は、東京、大阪、そして山梨
東京行きは長い改札列ができており、週末に向けて移動する人が多い。


バステックのシルバー塗装が輝く。

 

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大阪行きも結構乗ってます。が、こちら山梨行きはのんびり。

 

どうやらネット予約が4人で、切符購入が8人くらい。早割席で並んでしまっていたので、どこか空きそうな席案内しますのでお待ちくださいと。


コロナだからかな、ありがたいです。
大してお金落としてないのに、申し訳ない
甲府まで3,600円)

 

最終的に空いた一角に座らせてもらい、バスは定刻に発車、名駅ランプへ回り込む。

 

 

車両は12年式のガーラで、もう国際興業グループではないらしいが、カラーリングは継続。名古屋でこれをみると結構異色です。

 

 

車内は10列で後方に大型の化粧室、左右平等に揃った座席が並び、シートの大きさは普通。ただし、「Yamanashi Kotsu」と縫い込まれてて、このバス、ちゃんと使い切ります!の存在感。

 

そういえば、クリスタル観光のシートをそのまま使ってた某県営バスはありましたがね。県営の時点で、某になってないけど

 


うとうとしてたら、1時間ほど眠りに落ちてて、起きると中津川インターのバス停で定刻まで待機してるところでした。一応、乗車扱いだからですが、特に動きなく、45分になるとそろりと発車

 

飯田の手前まで、バス停に少し早くついて、時間きっかりに動き出すを繰り返す。いやさすがに乗車ないだろうと思ったら(運転手も予約入ってないと言ってたし)まさかの上飯田で乗車1名あり。

 

夜のバス停で、待つ方も乗せる方も少しドキドキするよね。桃花台とかの定番バス停でもなければ…

 

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19:36駒ヶ岳 15分休憩

飛ばして小渕沢には10分早着

明野でも降車あり。

 

 


21:08に甲府昭和インターから退出し、暗闇でわかりづらいが市街地を順調に進んでいく。

山梨駅前は再開発で目抜き通りが整備され、駅前ヨドバシカメラ

 

思いの外都会感…

そうか、ひと山越えればそこはもう東京でした。

高速バス乗車記録 名古屋→御在所ロープウェイ

名古屋湯ノ山温泉高速線
2021年10月30日
名鉄バスセンター8:46 → 9:58御在所ロープウェイ
三重交通 運行便

 


登山は朝駆け、が鉄則ながら微妙に寝坊し、でも天気が良いので行きますか!と御在所岳へ。
スタートが遅いので、今回も少し高いけどバスのお世話になります。

 


名古屋口のバスセンターは予想通り長蛇の列
それでも、相席になるほどでは無かったかな。


単独行チームと年配層、あとは名古屋在住外国人チーム(中華系)で30名ちょっと

同時発車の長島温泉行きや明治村行きの倍くらいの乗客を乗せて、名古屋高速へ。信号に各駅停車しつつも折り返して高架橋


そりゃ、観光シーズン真っ盛りの週末ですから、補助席まで使うかもと思っていたので、少し拍子抜けではあります。

 

車両は20年式(19年度末)導入のガーラで、12列きっちり近距離仕様
1時間程度の路線なのでこれで十分

シートの柄は三重交通オリジナルっぽい。茶色地にレインボーです。


車窓はスッキリ秋の空で、名古屋を囲む山たちがくっきりと。伊吹山もちょっと武骨な姿を見せる。北の方は少し霞んでて能郷白山までは拝めず。


特段混んでるわけではないが、法定速度か、それよりも少し穏やかなペースで進む。


9:28に四日市インターから退出して一般道へ。高速を走っていたのは実質25分ぐらいで、全体の半分にも満たない。こちらもバス停だが、乗降なし。

紅葉の混雑対策で湯の山ロープウェイ周辺はマイカー規制となっていて、手前の駐車場となっているアクアイグニスからはどっと乗り込んでくるのか…と構えていたが、別途シャトルバスが用意されていてわざわざ道路沿いまで歩いて乗りにくる人はおらず。

 


湯ノ山温泉駅でも乗降なし。

 

ということで、名古屋から変わらぬメンバーを御在所岳へと誘う。


イカー帰省でチラシを持って迂回路にまわる車がちらほら。それらと行き違いつつ、ほぼ定刻でロープウェイ乗り場に到着した。

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長い、長い列を横目に、中登山道へ、まずは舗装路を歩いて行く。

 

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高速バス乗車記録 中央道高速バス 駒ヶ根→名古屋

中央道高速バス 名古屋-伊那線
2021年10月3日
駒ヶ根バスターミナル16:30 → 19:41名鉄バスセンター
名鉄バス 運行便

 

 

晴天の木曽駒ヶ岳は予想通りの大混雑だったものの、それを朝駆けで乗り切り、温泉→蒸留所→買い出し(ツルヤスーパー)とフルコースでこなしての帰路、予約を見ると満席…やはり日曜の夕方便ですね。緊急事態宣言が明けたことも影響してるはず。

 

 

バスは少し遅れて駒ヶ根バスターミナルにやってきた。
こちらの乗り場も窓口は既に閉鎖、そもそも駒ヶ根には路線バスが駒ヶ根駅からしらび平までの路線しかないのか?少なくとも駅から出ているバス路線はそれひとつ。


うーん、減らすところまで減らしてしまってる。

 

 

さて、車両は名鉄バスの長距離仕様…ではなく残念ながら京都線と同じ中距離用で、9列+11列のピッチで40席と特段広いわけではない。ふつう。
ただし、シートは割とかっちりしたものが使われていて、ホールド感が高い。2011年式らしいので、古参かな。


各所に立ち寄るのと同じく、古き良き感を残しており(深草千里ニュータウンに止まらなくなって、都市間直結を志向してる名阪系統と対照的)電話予約しておけば、支払いは当日現金でもOK
ただし、乗車券の降車時回収は面倒とみたか、名鉄バスは最初に集めて終わりである。

確かに、無くした場合は再度購入って、要らぬ火種感はある。

 


というわけで駒ヶ根でも現金収受があり、さらに遅れが拡大してのスタートになる。まだ車内は10名足らずだが、予約は満席らしい。


前席のおじさまが、同じ駒ヶ根で乗車してさっそくリクライニングをフルで倒してくる。思わず「夜行バスかよ」と独り言

 

しかも、それに体を預けるわけでもなく、終始顔は上げて携帯いじっているのだから、領地主張じゃあるまいし。

 

一方、菅の台から隣席したおばさまは「よろしくね」と。両者の受け止めは自明ですよね。


***


千畳敷カールへの拠点、菅の台バスセンターにもこの便は立ち寄る。ここからの乗車は10名ほど。みな2時間待ちの下りロープウェイを逆算で乗り切ったようであります。それで目的地に到達しないのは、気の毒なものだが…

 

駒ヶ根インターからは地元民といった雰囲気の乗客が乗り込み、割と車内が埋まる。ただし、高速に乗った時点で15分遅れ。さらにここから中津川の集中工事影響が見込まれるとのこと。

 

登山明けでここからしばしウトウトなのだが、立ち寄る毎に乗客は増えて、ノーショーの数名を除き出揃う。

 


工事規制は2ヶ所でそれぞれ、止まって、また動いてを繰り返す。トータルで20分ぐらい抜けるのにかかったと思われます。
連休シーズン外しているとはいえ、やっぱり渋滞なしとは行かないですな。でも、時期はちゃんと選んでるかと。

 

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恵那峡サービスエリアには18:15に到着し、乗客多いので、と長めの15分休憩の案内でドア開放となる。同じ名鉄バスの松本線が追いついて、少し早めに動き出す。

 

予想されていた一宮での渋滞はなく、19:15に名古屋高速へと入り、環状線→黄金ランプからの退出、スロープを駆け上がってちょうど30分遅れの到着となりまして。

久々の延着で人の動きが元に戻りつつあることを実感した旅程でした。

高速バス乗車記録 中央道高速バス 名古屋→駒ヶ根

中央道高速バス 名古屋-伊那線
2021年10月2日
名鉄バスセンター17:30 → 20:16駒ヶ根バスターミナル
伊那バス 運行便

 

 

紅葉の週末、混んでるとわかってて木曽駒ヶ岳へ。バスで行って日帰りはさすがに厳しいので、駒ヶ根駅周辺に前泊して始発バスを目指そうと。

 

 

前泊移動的な往路は伊那バス便


名古屋駅には寄らないので名鉄バスセンターへと登る。7分ほど前に横付けされる。09年式の日野セレガで伊那バスでは最古参の高速バス車両らしい。
車内は4×9の36人乗り。シートピッチは長距離線仕様でかなり広い。後方トイレと、なんと電話スペースなるものがあるらしく、左右どちらをとっても広さはあまり変わらない。

 

 

どうやら予約は5名ほどなのだが、バスセンターからはその倍くらい(と言ってもガラガラなんだけど)の乗客あり。そんな駆け込み多い路線なのかな?と、謎のまま夕暮れのスロープを下り、栄へと向かう。


同時刻発車の南紀方面三重バスと並走し、伏見で北上して栄のオアシス21へ。


発車ホームでしばし待機する。
こちらからの乗車は3名ほど。


日没を過ぎて夜景となりつつある名古屋から、漆黒の中央道へ。
幸い、渋滞はなく順調に北上していく。次の桃花台で早速の降車ボタン、、、なるほど。

 

 

こちらで半分以上の乗客が降りていく。
予約なしはそういうことだったのね。

 

名古屋までの郊外輸送でちょっとした小遣い稼ぎということかな。馬鹿にできない収益源だろうけど。

 


その先も、駒ヶ根手前までは乗降可能なので細かく立ち寄っていく。ただし全て乗車客はなし。

 

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恵那山の長大トンネルを前にして、恵那峡サービスエリアで10分間の休憩を取る。かちっと定刻を維持している。

 

長野県に入ってからも乗降扱いが続くため、バス停で1分程度停車しての調整を繰り返す。

 

 

駒ヶ根インターまでに2名の降車があり、車内は閑散としたまま駒ヶ根市内へ。
夜も深くなり、閑散とした市街地はロードサイドの看板ばかりが目立つ。バスセンターはなんと商工会議所の1階部分、駅前ロータリーに統合してしまって良い気もするが、徒歩3分ほどの絶妙な距離感だった。

 

JRも委託駅だし、合わせて高速バスの発券業務をやれれは良いと思うのだが…そもそも地場ユーザーは車で営業所行けるし、電話予約&現金精算をメインにしているから、、、無くても問題ないのかな。

 


普段がネット予約で、今回は久々に発券した(ロープウェイとのセット券なので)ので、バスセンターと言いつつただのバス停なのは残念だなと思わずにはいられない次第です。

 

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高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス伊吹山線

2021年7月17日
名古屋駅新幹線口9:00 → 10:39スカイテラス伊吹山
名阪近鉄バス 運行便

 

 

 

梅雨も明ける、夏だ。
久々に山に足が向いてる日々、木曽駒ヶ岳行っちゃおうかな、でも絶対混んでるし雲湧いてくるよな、夏だし。
そして昨年はほとんど登山してない(10月の韓国岳のみ)ために楽なルートが良い…

結論

伊吹山


下山する

 

前日に電話予約(久々にやりましたね、これ)して、久々の新幹線口高速バス乗り場へ。
10分前について、窓口でチケットを購入する。予約がどう反映されてるのかなと思ったら、A 3の紙、手書きである。電話受付用に時刻とか、確認事項とか色々書いてあった。

パッと見たところで予約は15名ぐらい。
快適な車内になりそう。

 

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乗り場には3台の名阪近鉄バスが並ぶ。これはいままでにない光景かもしれない。9:00大阪行きと伊吹山行きに続いて、9:05にはこの日から運行開始のにしみのライナー名古屋発初便が控えている。

乗り場には関係者が数人いて、今年も運行開始ですねーといった雰囲気が出ている。

 

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期間限定だが毎年運行していることもあり、行先表示も、車内モニターもばっちり、伊吹山

車両は12年式日野セレガ、名阪線でよくお世話になっていたタイプで落ち着いた色合いのシートが並ぶ。

 

9時になってドライバーが見送り職員に挨拶して出発、さて、名駅ランプから乗るのか…と思いきやまさかの烏森ランプ方面に右折する。ん?

さらに中村区役所の交差点でさらに右折
むむ??

栄生のガード下を通過

 

 

 

 

もしや、、、名古屋高速使わないのであった。
時刻表見てたらなんで直行の往路の方が時間かかるのやら?と思ったが、そういうことだったのだ。


渋滞しているわけではないので、信号に引っかかりながらも着実に北上する。

 

 

9:35に一宮インターから東名高速へ。


養老サービスエリアで希望が有れば休憩、というなんともゆるーい感じだが、特に申し出はなくそのまま通過する。9:58関ヶ原インターで退出

伊吹山ドライブウェイの入り口まで下道をしばし。ここは関ヶ原、合戦の舞台となった…と観光アナウンスも流れ、モニターが伊吹山高山植物に彩られる。


ただし、アナウンスと映像は揃えておらず、「討ち取った首を…」の最中に山吹色の可憐な花々が前面を彩る不思議な組み合わせとなる。

 

 

登山道路は普通車で3,000円超、大型バスなら10,000円を超えてくるヘビーな有料道路で、家族でならはまだしも単独ならわざわざ車で来ない、下から登るかバスだよなという感じ。

 

 

 

行き着く先は展望台のみなので、夏の週末とはいえ車はまばら。結構な勾配と凹凸で揺れもけっこう。とはいえ観光バスタイプなので、のんびりできる範囲内、路線車両だったら乗り心地もエンジンもなかぬかハードだったやろうなと。

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20分ほど走るとだいぶ登ってきて、さざれ石と所縁深いという集落を眼下にみる。山奥まで来たのである。


所々の路肩にはバードウォッチャーたちの車とレンズが並ぶ。なるほど、ここは名所なのだろう、迷彩柄のテントにレンズカバーに。この道極める世界を見た。ふらっとおりて歩き回るだけで白い目向けられるんだろうな。山としても雄大ないい景色なんだけれども。

 

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バスは定刻より少し早くスカイテラスの駐車場に到着した。ほとんどの人はここから4時間弱の散策を楽しんで帰路に着くと思われるが、あまのじゃくな私は、下山旅

 

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高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス名古屋→京都

2021年2月21日
名古屋駅新幹線口9:15 → 11:29京都深草
名鉄バス 運行便

 


今週は奈良へ。名古屋からの直通バスは運休したままなので、意外とルート選択が難しい。近鉄で回り込むか、京都から下るか。18きっぷが始まればJRで京都経由一択なのだが、10日ほど早いので、バスから近鉄のルートにする。


深草バス停からは京阪の乗り継ぎがメインだが、西の方に歩けは近鉄高田駅もあり、こちらも使えそう。


***

少し朝のんびりが過ぎて、5分前割とギリギリに乗り場に到着した。ちょうどバスセンターから回り込んできた名鉄バスが入線、改札が始まる。

 

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予約画面では空席ガラガラと思いきや、当日窓口販売が5席ぐらいあったようで、運転手の座席表に赤いマルが並ぶ。
それらは後方座席が指定されており、前方はゆとりある車内。乗客は全部で10名ほどでスタートした。

 

車両は19年式の三菱車、中距離仕様ということで神戸線のような後方パウダールーム&大型シートとはいかず、9列&11列後方トイレの標準仕様といえる座席配置になっている。ただ、シートはさすが名鉄バスというべきか、フットレスト付きのちょっと豪華設備になっている。


名古屋駅周辺で見る限りでは、高山線とか、長野の伊那飯田方面にも使われているタイプで、3時間がかからない路線用といったところ。
京都線も途中乗降のない超特急なら長距離仕様でマッチしそうだが、各駅停車にはある程度座席があったほうが良い。

 

 

定刻に発車したバスは名古屋高速名神へ。混雑は全くなくて最初の停車地、名神大垣で時間調整のため3〜4分ほど停車する。しかし、乗降はなくてそのまま本線へ。

 

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名神多賀へ10:24に到着、ここで解放休憩を兼ねて36の定刻まで停車する。
少し外へ出て気分転換へと。

続く百済寺での乗降はなく、念のため立ち寄って扉開いてのすぐ発車、予想通り名神八日市ではまとまった乗車となる。8名ぐらい乗り込んできたかな?ちょうど窓側が埋まるくらいの乗車率になる。ここの利用があるから、やっぱり40席仕様ぐらいかちょうど良いのかと。あっ、西日本JRの44席は、使うなら運賃安くして欲しいです。


山科周辺のちょっとした峠道も淀むことなく進み、ほぼ定刻に京都深草に到着した。京都駅まで往復する時間をカットし、ここから竹田駅まで歩く。今回の下車は意外と少なくて私とほか1名のみ。

 

そしてその竹田駅まではギリギリ徒歩圏内と言えるかな。暑さ寒さの時期は、無理せず京都駅で乗り継いだ方が良いかもしれない。

高速バス乗車記録 名古屋→関バスセンター

名古屋上野高速バス

2021年2月20日
名鉄バスセンター10:15 → 11:20関バスセンター
三重交通 運行便

 


少しずつ春めく日、密を避けてそろりそろりとまち歩き。

中山道に続いて、東海道の宿場町へ行ってみようと。まず往路はバスにしてみた。

 

 

名鉄バスセンターの奥地、1番乗り場から出発する。バスはセンター内ですでに待機していた。ダイヤも伊賀上野から単純往復と見受けられ、折り返しもこの便なら1時間ぐらいなのでそのまま待機しているようだ。


発車5分前に横付けされ、運転手がサボのような行先案内を乗り場の床に置いて乗車開始、名古屋からの乗客は7名だから、やっぱり少ないかな

 

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車両は08年式のいわゆるセレガーラ、いすゞタイプらしい。4列シートで運転席側11列、乗降口側10列+後方トイレで右側の方が席広め。三重交通は座席配列さまざまだが、意外とトイレ側を冷遇している。

 

シートはおそらくメーカー標準のもの、モケットも観光バス!って感じの紺色ベースと不思議な柄の中、目を引くのが、座席番号書いたヘッドカバー!これはなかなか…

 


確かにわかり良いけど、管理大変そうである。


前方の運賃画面には、
伊賀大阪高速バス:全便運休中
名古屋上野高速バス:このダイヤは運休中

 

 

ラミネート貼ってあってとにかくわかりやすい。このシンプルさ、2路線の営業所完結だからこそ。

 

 

同時発車の名鉄バス長島温泉行きに続いて山王ランプへ。こちらの路線も湯の島臨時休業であまり乗っていない様子である。確かにアクセスとして便利かなと、セット券使えばそれなりに割引されるので、駅周辺に住む車なし世帯にはアピールできそう。これから人口増えそうな名古屋駅エリアだし。

 

こちらの伊賀上野線は、やはりメインは名古屋口への需要で、上野側へ行く流動はあまり多くなさそう。森精機の拠点前バス停もあるが、通勤に使う距離でもなさそう。平時の乗客数はわからないが、大阪線は全便運休、ほかの三重交通の中距離線も大幅減便の中では割と走らせている方にあって、手堅い需要が垣間見える。

 

 


あと、運賃も前週の湯の山温泉までよりも、明らかに距離のある関バスセンターの方が安い(1,430円と1,300円)のはちょっと不思議である。もちろん距離だけで運賃決まるものでもないし、前者は下道区間が長いのも影響しているし、なんなら近鉄&乗り換えてバスと比較して、直通メリットで少し高め(200円乗せ)という計算が成り立つ。


一方で後者は安い、ベンチマーク関西本線だけと、プレミアム部分はほぼない。ということは、単純に辺鄙なのか、乗り継ぎ需要を意識しているのか。
正解は後者だった。

 

 


関「バスセンター」と名乗っているが、メインはご存知の通りドライブインで、そもそもバスセンターと名乗れるほどの路線も乗り入れていない。


多少のパーク&バスライドは想定されていそうだが、徒歩での利用は全く検討外だろうと…

なぜなら、バスがインター降りても放送は流れず、駐車場に入ってから降車ボタン、「あっ、降りる人いるのね」的な空気が漂う。

 

 

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降りてみて、その理由がよくわかる。

 

 

観光バスも来ない閑散とした週末の昼下がり、再びの賑わいを願う。

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ちなみにおまけのバス乗り場も大阪、京都、首都圏全て運休の張り紙が並び、こちらも閑散と…

 

 

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あっ、高速のパーキングエリアじゃないので、お酒も売っております。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス京都→名古屋

2021年2月14日
京都駅中央口15:01 → 17:35名古屋駅新幹線口
名阪近鉄バス 運行便

 

 

往路を急遽京都回りにしたので、往復割引を使う。もともと16時発の名鉄便(運行4社の中では一番設備が良いはず)のつもりだったが、間に合いそうと1本前倒しに予約変更した。


座席の配置から、とりあえず隣は空き、状態は確保できそうだったので。いつも重視するポイントだけど、このご時世は特に気になってしまう。

 

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5分ほど前に乗り場に着くと、ちょうど乗車改札が行われていた。その列の人となり、運転手の座席表(名阪近鉄バスは紙なので見える)で隣は空きを確認し一安心

 

 

京都駅から乗り込んだのは15名、と思いきや発車直前にひとり滑り込んできて16名
日曜午後便らしく、スーツケースもいくつか床下に積まれている。

 

車両は14年式の日野セレガ、名阪近鉄バスは示し合わせたように同じ仕様で(高速バスは名神ハイウェイバスと夏の伊吹山線のみなので、統一して方が自然)、9列+11列の後方トイレ付き。シートも黒系統の落ち着いたトーンも共通している。


京都市内、ちょっと混雑に巻き込まれて、というか信号のたびに待たされて、少し遅れて名神高速に入る。

 

15:22に京都深草着、4名乗車するが、どうやら予約の有無で座席が調整できておらず前方であれこれ。

 

 

続く乗降ありは名神八日市だった。こちらは夕刻京都行きほどではないが、コンスタントに利用がありそう。2名下車して1名乗車


こちらでも支払いの作業などで暫し時間がかかる。名阪近鉄バスの車両には、画面に運賃表載せる仕組みを積んでいない様子。

 

 

これらひっくるめて8分ほどの遅れをもって多賀サービスエリアでの休憩に入る。

16:18着、やはりここは刻んで28分発車のアナウンス往路に続き、忍者の里じゃないのが新鮮である。

レストランのテナントはいきなりステーキ…意外ではあるが、うーん、盛りは過ぎたよなぁ。

 

 

「これがアメリカでは当たり前の食べ方です」って、今思えばだいぶ傲慢なマーケティングだったな。本場のスタイルとか、横文字にすれば良いってものでもないが、年賀状といい、消費者に当たり前を押し付けたものは潰れていく。

※正確には、年賀状は「ちゃんと出すのか大人」という趣旨のコピーだったが、それをみた瞬間、年賀状というものを断捨離したわたし。全くもって、不自由はない。

 

 


さて、内容も本線に戻って、夕焼けを見ながら名神を東へ。福島沖の地震被害で新幹線か止まる→高速バスへ殺到というニュースをみて、自分ならどう移動してただろうかと考える。


北にいれば函館へ、南にいれば新潟へ一旦脱出かな。仙台にいて、月曜休むと腹括ったら太平洋フェリーで逃げてたなたぶん。


それは仮定の話で、色々シミュレーションするのも不謹慎と言われそうけど、嗅覚を鍛えておくと、役に立ちます。

 


(前は台風で新潟→大阪帰れず、バスで東京&翌朝始発のスカイマークで神戸→10時半そのまま出社したことが。職場で笑いのネタにできるおまけ付き)

 

 

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全体的に遅れを回復させるまでには至らないものの、下道での渋滞もなくて高速バスとしては優秀な定時性で名古屋駅へ到着しました。

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス名古屋→京都

2021年2月12日
JR名古屋駅新幹線口16:20 → 18:52京都駅中央口
西日本ジェイアールバス 運行便

 

 

週末、久々に金曜から移動する。
いろいろ調べてみて、ベターは京都線の往復だったのでこちらにしてみる。超特急じゃない名神経由便は久々で少し新鮮に映る。

 

今回は割と時間ぎりぎりに乗り場に着いた、すでに一通りの改札を終え、出発待ちといったところ。

 

 

乗客は名古屋駅発車時点で15名ほど。全員が窓側に座れて快適だよね、というレベルでちょうど良い。

 

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車両は13年式の日野セレガで、車内は予想以上に詰め込み仕様の運転席側12列、トイレ側10列タイプ。予約の時はCD列(運転席側)も10列しか出てなかったんだけどな、どのタイプの車両を入れるかわかんないからとはいえ、がっかり感は否めない。

 

車両真ん中にも液晶パネルがあり、その部分は荷物棚が撤去されている。


途中乗降もある経由便だから、ある程度座席数はあっても良いけど、ちょっと詰めすぎかな。

定刻に動き出して駅の反対側へ。ビルの合間を通り抜けて名駅ランプから名古屋高速にはいる。一宮インターで名神に合流する際「減速しますのでご注意ください」のアナウンスでさすがは、丁寧さのJRバスである。

 

 

気づけばだいぶ日も長くなったので夕暮れの濃尾平野、そして伊吹山の景色を見ながらのんびり。この世の中なので渋滞もなく快調に進む。

 

名神大垣で2名の乗車あり。休憩を兼ねる名神多賀には17:27着、定刻に合わせて40分に発車とアナウンスで開放休憩へ。

 

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甲南パーキングより規模が大きく、コンビニ(ファミマ)も併設している。久々にコンビニコーヒー飲んでみる。懐かしい。

 


運転中に飲んでこぼして惨めな姿に、なんてことは数回以上あったが、、今の部署では車を運転する機会もないので。

人数と多賀からの乗車がないことを確認し、定刻で再び本線に合流する。百済寺では乗降なし。名神八日市ではやはり、昨年1時間後の便に乗った時と同様にまとまった乗車あり。おそらく10名以上が乗り込んで行き、一部は相席利用に。

 

 

菩提寺ではパーキング入り口のバス停に立ち寄り2名が下車、ここを過ぎると乗車がないので若干巡航速度が上がる。それに伴って、後方から聞こえる軋むような走行音も少し大きくなる。少し古めの車両だからか、こんな音が鳴り続けるのはJRバスにしては珍しい。どこかの県交通とか県北バスでは割と日行だったけどね。

 

 

 

京都深草で5名下車し、南インターを退出して市内へ。南下方向は若干流れが詰まっているが、駅へ向かうほうは順調に流れており、定刻きっちりに京都駅に到着した。


乗り換え7分で新快速に乗り換え。駅直結なのはやはり助かる。

高速バス乗車記録 名古屋→御在所ロープウェイ

2021年2月11日
名鉄バスターミナル7:55 → 9:04御在所ロープウェイ
三重交通 運行便

 

 

雪景色を求めて、名古屋から一番手軽な御在所岳へ。
ロープウェイが動き始める9時に合わせての到着する直通バスで行ってきた。

 

名古屋側の乗り場は名鉄バスセンターのみ。ということで、本当は新幹線口が楽なのだけど3Fまで登る。

 

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減便になっているとはいえ、8時前後は白川郷、福井、伊那、神戸とコンスタントに長距離便が出発していく。

 

前回の新宮行きが一番奥、そのひとつ手前の2番乗り場から今回は出発する。まあ、自社でなく間借りだからね、ちょっと歩く場所になりがち。


列に並んだのは10名ほど。6名のパーティーが一組、あとはみな単独行で装備からも終点までとよくわかる。
7:50にまっかな岐阜バス白川郷行きが出発していき(3時間半をトイレなし12列で走るのか・・・貸し切りバスだな)、ほどなく白に緑の三重交通バスが横付けされる。

 

運転手が乗車時にロープウェイとか温泉の割引券を渡してくれる。
割引率、たいしたことないけど定価よりは、なのでありがたく使わせてもらいました。

 

 

車両は18年式のいすゞガーラで、短距離線タイプでは一番新しい車両を引き当てたみたい。
運行時間よろしく、12列シートコンセントなし。シートが薄型なのか、そこまで圧迫感はない。黄土色の明るいモケットが特徴的である。

結局そこまでの乗車率にはならず、12名で発車となる。

 


途中乗降もなく、穏やかな車内。

湯の山温泉までは、最安で行こうとすると近鉄→路線バスのほうが200円くらい安い。乗り継ぎがうまくいけば所要時間も大差ない。


というか、70分の湯の山温泉まで1,430円、これに1,000円足すと大阪まで行けてしまうのだから、近距離バスは決してお値打ちというわけではない。

 


折り返しとか回送時間は結局同じようにかかるので、採算ラインが高くなるのだろう。空港バスも同じことがいえそう。


値段のことは気になるけど、結局乗ってしまえば目的地はやはり楽なので。
観光路線だけど、運用は四日市インター周辺の住宅地と名古屋を直結させる&三重側の工場(キオクシア)の通勤需要も取り込んでいる、二毛作できてラッキーな生活路線の支線、休日出稼ぎパターンといえそう。

 

 

さて、8:35頃には四日市ICを出て、ここから下道を進む。


紅葉の時期はさあどこから渋滞だ!とやきもきするのだろうが、一応まで緊急事態ということになっていて大手を振って観光行楽という雰囲気でもない。順調に山へ近づいていく。

 

 

近鉄湯の山温泉駅に8:50到着、ここからの乗車扱いもあるので、定刻の8:55まで待機
結局乗り込む人はおらず、同じ空気を登山口まで運ぶ。
終点の手前、湯の山大橋付近でここは登山口なのかってぐらい路肩駐車がならぶ。なぜ?ここから登るルートはなさそうだし。

 

 

どうやら、1台1,000円とる、ロープウェイ隣接の駐車場を避けたい人が陣取っていた模様。
徒歩10分くらいの距離かな、若干坂だけれども。ひとりなら、気持ちはわかる。

 

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定刻通りにロープウェイ乗り場へ到着した。なるほど、御在所ロープウェイ三重交通グループなのか。

よくあるパターンだが、本数とアクセスを考えると、単独ならバスがお値打ち、家族なら車で行くよね

 


グループだと乗り合わせでどうこう調整するくらいなら、バス!もわかる。


どうしても最大数のところを取り込み辛いわけで。

 

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ロープウェイ乗り場の案内、もともとは平日2便、休日4便出ていたようだけど、消されていまは半分に。

 

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樹氷は昼過ぎは消えてしまうくらいの儚さだったものの、一通りちゃんとついてました