7月最初の週末は山形へ。
昨年、月山→鳥海山の弾丸山行したけれど湯殿山には立ち寄らず。
リトライで三山に宿坊泊を加えて本格的な観光ツアーに仕立てる。
前夜はあまり眠れず、それでも日光で「強制起動」させて5時に盛岡を出発、東北道を南下して仙台駅でピックアップ、山越えて山形駅へ。
ここで全員集合して、月山スキー場へ向かう。途中雨に打たれつつ、レーダー見る限りこれを過ぎればなんとかもつと。
10時半に姥沢駐車場に着いて装備を整えて途中まではリフトでショートカットする。
登っていくと左手にスキーコースが。そしておそらく30〜40人ぐらいが列をなして短い、数回ターンすれば終わるコースを楽しんでる。
好きな人にはこれでもできるだけ、なんだろう。何故週末の度に山へ?と、同じ聞かれてもなかなかその界隈じゃないと伝わらないものなのだろうけれど。
ここからは直登で2時間、回り込んで2時間半ほどのコースタイムとなる。雪渓登りを覚悟しつつ、姥沢岳に回り込む。
スキー場になっている雪肌を蹴り込んで登り、最初のピークへ。チングルマがお出迎え。
そこからはガスと雨と鳥瞰を繰り返す尾根歩き。先の見えない不安と、開ける醍醐味を飽きない繰り返し。
最後の登り、行き交う人から「突風ですよ」と。それでもここまで来たら引き返せない…
いざ!
さすがに山頂近くなると吹っ飛ばされそうで、先の見えない荒涼なる世界。一旦、山頂小屋に避難する。
ふと先を見ると…もうすぐそこに神社が。ようやくここまでたどり着いたと。大した距離ではないけど、自然に打ち勝つこの爽快感ときたら!