今季初のスリップを経験したのち、この先は無理と判断して酸ヶ湯に引き返す。
登って来るのはなるほど県外かレンタカー、地元車はさすがに迂回するわけだ。
どうやら田代平の方は問題なく通行できるようなので、無理せずロープウェイまで引き返す。
ここで、朝の飛行機に間に合わなかったメンバーがバスで登ってくることに気付き、萱野茶屋で合流する予定に。
バスが来るまでしばしコーヒーと蕎麦饅頭ねのんびり。一瞬だけ日が差して紅葉を撮りつつ。
しかし…待てどバスは登って来ず。なんと警官の指示で酸ヶ湯はおろかこちらもアウトなってモヤヒルズ折り返しての迂回になったとのこと。
合流を断念して田代平を回り込んで蔦温泉へ。こちらはなんの問題もない乾いた道で快適なドライブロードだった。
蔦温泉旅館はなんとも言えず歴史を感じる建物で青森随一と称されるのも納得である。ギャラリーでりんごジュースを頂き一息つく。部屋に荷物を置いて足早に蔦沼へ。
既に暗くなりつつ、そして風もあってコンディション悪いけれど、明朝のイメージを膨らませる。
夕食までの時間にとりあえず温泉へ。時間帯での男女入れ替え制にてこのタイミング時間帯でのチャンスのない「久安の湯」へ。なかなか混んでるが、そろりと湯船に浸かる。底から湧いて来るので床板の合間からちろりちろりと泡が上がってくる。この前の谷地温泉に引き続き、いろんな面白い温泉があるもんだと。このままこの道に引きずり込まれそうな気もしてこわいこわい。
夕食は青森の地のものメインで、長芋あり、岩魚あり、シャモロックありで抜かりなく。ただほんの少し贅沢を言えば、少し量が少なかった…
腹八分目のちょっと手前、全て美味しいところで終わっててそれもあり。