岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

'16 11/3〜6 秋の青森第3弾、津軽海峡はしご旅(その5)

旅の後半戦、3日目はいつもの青森から。何の変哲もなく、出張でも良く泊まる宿からのスタートでいつになく高揚感がない。

 

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まだぎりぎり林檎が実っているタイミングなので青森らしい光景を求めて弘前のアップルロードへ向かう。天気が良ければ青空と岩木山でえも言わぬコントラストだけれど、小雨模様でどうか強く降らないことを・・・


よく見るとカーブミラーがリンゴの縁取りで、外から来るには新鮮に映るらしい。リンゴは枝しならせての収穫間近、何とやらの詞が出てくるわけではないけれど、収穫の秋は夏よりも儚く過ぎていく。

 

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久々に行きついたのはりんご公園、主目的はりんご園の散策ではなく、シードル工房なのです。ええ、ドライバーなので飲めませんが。いわゆるマイクロブルワリー的なこういう地産もの巡るのはやっぱり好奇心くすぐられる。


なかなか天候も回復しないので、とりあえず今宵のお酒を調達と。日本酒で一番気に入っている「陸奥八仙」の緑ラベル=ひやおろし、もうすぐ新酒がやってくる。そろそろまた酒蔵で溺れたいなと。(見学にいくと、良くある「純米と大吟醸をひとくちずつ」ではなく、もっきりサイズで、今あるのがこのあたりで、順番に試してみますか!という天国(ある意味では混沌を招く地獄)なんです。)

あとは、ちょっとワインを意識したようなデザインの鳩正宗を部屋飲み用に買っておく。

 

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雨が降ったりやんだりだけど、弘前城の紅葉も外堀からひととおり。
桜並木の紅葉を、ちょっと赤強く加工したら、JRの城ヶ倉大橋ポスターぐらいの現実感の無さになってしまったけど、まあこれも遊びのひとつとして。
実際にもかなり染まっていたので、春だけでなく秋もおすすめ。

 

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黒石のもみじ山もちょうど見ごろの時期でこちらに寄ってから青荷温泉に入ろうとしていたが、雨は強くなる一方にて明日の回復を期待して直行する。
「どさ?ゆさ。」の看板迎えるランプの宿へ。
雨は雪に少し変わってきたか。電波の全く届かない世界、落ち着ける。

 

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市内で買い込んだアップルパイを品評、リンゴの甘さとかシナモンの利かせ方、サクサク具合が全然違っててどれが好みと探してみる。何か不思議な体験…やや酸味があって(たぶん紅玉で)、控えめなパイ生地のものが特に美味しかった。

 

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 さて3か月ぶりの青荷温泉、ひととおりは回っているので今回はスタンプラリー的にせかせか浸かる必要もない。

木造の雰囲気があってほっとする健六の湯にふやけるまで。あとは夕食後に露天と内風呂、滝見の湯は相変わらず冷たかったらしい。