岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

'16 11/26〜27 酒を求めて流離う盛岡の週末(その1)

山菜ときりたんぽに通う旅宿に集ったメンバーで盛岡ナイト、下暗しで何か発見があるかもしれない。溺れて見えてくる先に。

 

正午に玉山ホルモンで口火を切る。玉山・・・すごく寒いところ、という印象のみで立ち寄ったこともなく。

支所前食堂と名乗っているが支所はどこ?の不思議な場所にある。でも確かにそういう職場の需要がないとやっていけなさそうな場所ではある。

 

すんなりと通されたが、5分と経たず列ができる。やっぱり人気店らしい。

 

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ホルモン鍋を4人前、どーんとキャベツの山が目の前に。

 

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火を通して10分・・・15分・・・
ようやく標高が下がってきて食べ頃に。
辛味噌味でがっつりニンニクが利いたスープでもちろんモツの臭味は微塵もない。ぐつぐつ煮立つ横にはビール!


もつ鍋は一人前650円で、ご飯とビールを足しても1,000円ぐらい。こういういい方はどうかと思うが、コスパかなり良い。

いや訂正、わざわざ足を運ぶ価値がある!


食べきることには早40分ほどが経過・・・大半のお客が鍋をつつくものだから、回転はかなり鈍い。待ちもまだちらほら。
なんだろう、時間の感覚が他の行列店とも違う。捌きを優先するなら、厨房である程度火を通せは1.5倍のお客を受け入れられそうな気もする。
それでも、このペース。
そんなもので、ちょうどいい。

 

 

市内に戻って、行きつく先はお酒の香りがするところ。


べアレンビールとあさ開、五枚橋ワイナリーを巡って盛岡の地酒を一通り。

 

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べアレンでは試飲に飽き足らず、アルトやケルシュを追加購入する。
クオリティは高いと思う。古巣とはものづくりか、マーケティングかで揉めたのか?
べアレンの缶ビールはみたことがない。全国に販路広げるほどロット作れないのかもしれないが、もっと有名になりそうな気がする。
常陸野ネストみたいに全国区に・・・ってあれもいつも間にか缶ビールが出ていたわけだけれども。

 

自分はフルーツ系が気になって、イングリッシュサイダーとか洋梨のに手をのばそうとするも、旅の先輩に邪道たる視線を浴びて・・・こんどスーパーで買ってのもっと。


五枚橋は昨年ぐらいまでは割とバンバン試飲させてくれていたのに、今回は普通の売店な感じで、忙しかったか方針転換になってしまったのか。もっとも、飲むこと前提でつれてくるなということかもしれない。


一番美味しいと思うのは夏場に出るシードル+梅果汁のお酒。確か現地と菜園の川徳で週末に売るかどうかぐらいのプロトタイプ的な感じだけれど、飲み飽きせず、独り一晩で開けてしまった覚えが。(後半、もうろうとしている)

 

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このあたりで15時を回ってきたので県外組の宿へ荷物と車を置きに。
合間に出て来たのは鳥飼と「洋酒ケーキ」・・・南蛮へのあこがれ感を感じさせるパッケージ、中身はカステラのラム酒漬けといったところか。
酒飲んでる流れ抜きにしても、素朴で美味しい。蒸留酒をショットで飲みつつこれはあり。
ちなみに、広島県の内陸部のご当地フードらしい。
意外に戦後、というか20世紀後半生まれだけど、でももう半世紀たってて、昔は洋酒高かったことからしても、ぴったりなちょっと背伸びしたごちそうなのかも。(特に昔は輸入のウィスキーが高くて高級品で・・・うーん、ドンキで安いよ今はと実感つかめない。しいて言えば、国際空港の免税店で、仰々しくシーバス並ぶのみておやおやと)

さて、ひと休みの後にまだ明るいながら更に繰り出す。