東尋坊と対を成す観光名所といえば永平寺、こちらは山の方なので約40分の道のり。山を進んでいったところに門前町(という名の旅館・土産物屋街)が現れる。
駐車場の客引きおばさんたち、いやでもレンタカーとはいえ、鍵を預けるのは抵抗ありますよ。一番上まで行ってから戻り(戻ってきたらさらに眼差しが鋭くなっているおばさまもいる)、だいぶ下の方の駐車場に止める。流れに乗っては負けな気がするがゆえに。
禅寺の総本山だけあって、広大な敷地に貫禄の建物が並ぶ、そんなイメージだったんだけれども、現れたのは宝物殿のような味気ない建物。ここが入り口らしい。なるほど、順路はほぼ屋内・廊下でつながっているわけか。
観光客の我々以上に、動き回るのは修行僧の方々、そしてがっつりお参りに足を運んだような方もちらほらと。遥々山口県から13回忌法要に訪れた親族一同も(そう、お坊さんが唱えてた)たぶん、お寺の推挙とかいろんなものがないとここで法要やれないんだろうな、格式の高さは明らか。
外の風がいろいろ運んでくるはずの順路には全くちりがなく、磨き上げられている。毎朝徹底的に磨き上げられているのだろう。合間合間に見える外の景色が心を落ち着かせてくれる。
予想以上にいい場所だった。こういう空間に惹かれるようになってきたのはやはり相応に齢を重ねつつあるということなのか、心の底にあるという日本人らしさと称するものが沸き立った結果なのだろうか(こういう右な発想は好きになれない、が言いたいことは少しわかり、適切な代替表現が思いつかないもどかしさ)
まとめます。永平寺、おススメです。
のんびりと巡っていたためか徐々に日が傾きつつある。
少し一乗谷へ寄り道
道の駅・・・が予想以上に小さい、しょぼい。峠道の途中にあるような駐車場+トイレに気持ち大きな(売店付きの)東屋をつけましたレベル。
ポスターに隠された文字が気になる。
福井市内で飲み歩くべく、まずは宿へ向かう。並行して地酒地魚を楽しめそうな、そして放浪記的なゆるい酒場を探す→問い合わせる、3連敗
ともあれアパホテルに荷物を置いて、案内人行きつけの居酒屋でスタート。
2軒目は福井らしいところへ。
焼き鳥の秋吉は福井発祥、地元の人もちょっとハレの日にはみんなで行くらしい。今日は土曜日、やっぱり混んでいる。本店は入れない。
繁華街外れの「ホテルフジタ」の中にある店舗は少し待てばと。
地元の格式高いホテル、といった感じで(盛岡ならグランドホテル、青森ならホテル青森)新しくはないけれど、ちょっとしゅっとする空気
そんな中の、大衆ヤキトリ
美味しいから、それでいいや。
純けいから始まって、皮に野菜にアブラに・・・5本単位があっという間に。
そういえば、写真撮り忘れている。
飲み過ぎて、地平が揺らぎつつ、
結構前に72時間密着やってた氷屋を発見
だれも買いに来てはいなかったけど、これから?
日を跨ぐ際で、お開きに。