岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

4/29〜30 直島&愛媛 アートな四国旅(その5)

せっかく入り口まで来たので、さわりだけでもしまなみ海道をと。

通行料、高いように見えてETCならまずまず許容範囲です。

 

時間的にも尾道とか奥の方まで走れるわけではなく、伯方の塩ラーメンを目標に伯方島まで。それでも来島海峡大橋 は走って楽しいこれぞドライブルート、晴天がなにより。

 

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道すがらには多くのサイクリストの姿あり。ここは聖地、荷物が許せば持ち込みたいところだが、レンタルでもそこそこのものに乗れるらしいので、18きっぷなり夜行バスで入って松山空港アウトの工程を組めそう。道後温泉で汗を流せればいうことなし。そんな次に向けた期待を膨らませつつ、伯方島はすぐそこ。

塩ラーメンがあるのは島の反対側なので、しばしリアス式海岸というか、基本的に丘を繰り返す。展望台から急流にもまれる貨物船を。渦潮ってほどではないけれど、やはり潮の流れははっきりと。いいね、この景色

 

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目指す「さんわ」は漁港近くの入り組んだ一方通行の中にある。駐車場は行き過ぎたと思ったところを左に折れたスペースに。どうやら昼のピーク時は行列になるっぽい。すでに夕方だったのでのんびりとした店内。通し営業で良かった。

 

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目的の塩ラーメンは、塩を推している立地とは裏腹にそこまで塩味を感じること

もなく、柔らかな磯の風味が利いたダシが見事。3時のおやつにも十分行ける軽やかさだった。昆布がベースだと思うけど、後はなんだろう?鶏と・・・?


ぐるっと漁港を回り込んで、この天気だとねらい目と踏んで道後温泉をパスして下灘駅まで走ることに。その前に、瀬戸内まできて柑橘に触れないのは申し訳ない。インター近くの道の駅でみかんジュースを。期待通り様々な種類がストレートで。いいね、青森でのりんごジュースを思い出す。

 

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いくつか買ってみようと少し悩むも、1本が結構なお値段&量も多いのでひとつ

に絞り込んで。河内晩柑

 

お酒で割りたくなるようなじっくりくる酸味と苦みが心地よい。
しまった、買い込んでもよかったかなこれ。


松山市内に立ち寄らず、時計を横目に見ながら駆け足で下灘へ。この脇道に折れて進むと・・・というところで路上駐車の列が・・・考えることは皆同じだったというわけか。でも、たかが無人駅にそこまで人が集まるとは正直予想外だった。路肩の広いところに縦列で寄せて、歩いて駅の方へ。 


雲一つない夕焼けを求めて、人だかり。駅前には即席のカフェまでできており、

商売ってきりがないなと。列車に乗る人はほとんどいない。絶景のベンチは何時に来れば座れたんだろう。

 

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夕暮れのローカル列車、群衆の中、二人だけが乗車して伊予の奥の方へ。

 

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そこから日没まで15分、かわるがわるレンズを向けつつ、なんとなく考え事してるような、してないような。のんびりとした時間。見渡せば人はたくさんいるんだけど、絞られた空間を見つめればあまり気にならない。

 

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そのまま松山空港に向かい、高速バスよりも安いピーチで深夜の関空へ。