岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

5/20〜21 変わらず東北、山菜の宴へ(その1)

ひと月ぶりの盛岡はこれといって何かが大きく変わるわけでもない。でも、離れてみると少し懐かしさも感じてしまうわけで、ピックアップの時間までしばし、観光客として街を歩いてみる。そういうのは得意だ。

盛岡駅に向かって歩いていくこととして、起点はバスセンターのあたり。既に建物はなく更地に。次の計画はあるようだが、今は少しアスファルトを敷いて、バスの一時待機場所に使っている。

この辺りの名所は、もっきりやの平興商店や、八幡宮周辺のディープな街並みだがまだまだ陽は高い。

 

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東屋本店でお昼にする。ここの名物はわんこそばではなくてカツ丼だと、固く信じている。正午にはまだなっていない時刻でも既に2階へは待ち時間が出ている。それだけ観光で来ている人が多いと(地元の人間は誰かが来ない限り行かない。由来そのまま、要するにもてなし料理だ。美味しく味わうものかは別にして。)

 

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壁に貼られた色紙の一部は名物がカツ丼であると高らかに宣言する。

別に出汁が特別すごいとか、そういうわけではないのだけど、肉が惜しげもなく乗っていて、スパイシーさが後を引く。肉らしさに芯が通っている。一応、お椀そばとそば湯は出てくる。

 

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駅に向かって歩く。
岩手銀行のレンガ造りにカメラを向けたのも久々だ。
CMに触発されたわけではないが、バスを左下に入れるとしっくりくる。

石割桜も完全に葉桜だけど撮ってしまう。こんなものだと素通りしていたけど、立ち止まるとやっぱり名所だ。ただし、期待して足を運ぶものではない。満開でない限り、時計台と肩を並べる残念スポットになりかねない。


大通は適度に賑わっている。相変わらず昼間からタクシーが多い。


駅につく手前で今宵の酒を仕入れる。
少し前まではタクシードライバーが岩手の新鋭だったけど、今は赤武だ。
夏酒がちょうど出ていたのでこちらを。
純米を軽く燗つけて、を思い描いていたがこちらはしゃっきり冷やしてこそ。


アイーナの下で拾ってもらって、アスピーテの方へ。麓で熟成酒の酒屋に寄り道、今回はなんと新酒を勧められる。これには理由があるはず。抗わない。

ベアレンの山葡萄ラードラーについ手が伸びる。

 

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そして何度目かそろそろ数えきれなくなってきた『ゆきの小舎』に到着。今年も山菜の宴に参加する。
荷物を置いて、お酒を冷まして、温泉へ。安定の後生掛、火山風呂で慣らして露天でのんびり、箱蒸しでしゃきっと。

 

こうして臨戦態勢が整う。