夕食を終えて、ゲストハウスのチェックイン~銭湯の時間を考えると駆け足になりそう、でもやっぱり灯篭の風景はみておきたいので燈花会やってる猿沢池へいそいそと。
やっぱり・・・水は多少たされたようだけど、池の景色はあまり良いものではない、残念。向かいの階段は写真でも良い感じに。
五重塔あたりも、きれいだったけど混雑で三脚など立てられるわけもなく、目に焼き付けるまで。
さて、急いでJR奈良駅に戻り、宿泊の手続きを。電車で帰って翌朝また来る、ってのも十分選択に入る距離だけど「Gisgood」にチェックインする。ちょっと古いビルを改装した、よくあるパターンの都市型ゲストハウスで雰囲気的には東京蔵前のnuiに近いかも。もっともカフェスペースなどは抑え気味で、いかに快適に泊まれるか、に力点を置いている。
とりあえず、この街でもゲストハウス始めました。
的な発想とは一線を画している。広くはないけど、ストレスがない。
清潔感あり、かつ、ベッドメイキングもされており、二段ベッドの中で音をたてないようにごそごそとシーツをのばす作業がない。値段は少し高い(1泊3,300円)が、数百円プラスでこの快適さがあるのなら、お値打ち。
閉まる間際の銭湯で汗を流す。とてつもなく歩き回っていたので本当に心地よい。みんなでコーヒー牛乳を飲み干す。青年の、修学旅行
戻ってロビーでビール片手に語り合い、順番に引き上げていく。
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翌朝は南の方へ。
そのまえに、男ばかりでおしゃれなカフェへ突撃する。
近鉄奈良駅近くの「ROCOCO」というところへ。開店早々、全く普段着で不格好な野郎どもが入っていくわけだから、店としてはどうだったんだろう。
でも、旅人は食と酒。いろんな産地のコーヒーたちに目移りする。
けっきょく、モーニングセットに落ち着き、(こだわった店の)普通のコーヒーになるのだが。
パンや野菜にもこだわりがあるようで、心洗われる朝食でした。
コーヒーの飲み比べは、結局試飲で一通りという、酒蔵試飲みたいな感じですませたのですが、お許しを。
奈良から桜井へ南下、前からちょっと気になっていた天理市を縦断する。天理教のおひざ元ということで、あちこちに巨大な宿坊というか、合宿所みたいな建物がそびえたつ。ここで、いろんなサークルとか部活の合宿を受け入れたらどうなんだろ?宗教施設とはいえ、使わない日も多いだろうしいい産業になるような。(と、いるいろ調べてみたら、つてを辿れば使えるみたいですね、でももっと大々的にやってもよさそう)