岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

8/5〜6 奈良を巡る旅ラジオ、古都と高原へ(その3)

御朱印帳を忘れたことを改めて後悔しつつ、大神神社に到着した。

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午前中とはいえ、すでにだいぶ暑い。だが鳥居脇の駐車場は満車状態とかなり賑わっている。とてつもなく歴史のある場所で、ご神体の三輪山にはさすがに登るの仰々しすぎるので遠慮しておく。

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たくさんの末社が点在しているので境内は広いけど、建物的には正統派というか、どっしりと構えた本殿以外には何かこう、大きくあるわけでもなく。

 

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むしろ惹かれたのは展望台からの景色のほう。手前に大鳥居があって、生駒山地と夏の雲、長野のようなスカッとした高原の風景には至らないものの(夕方、曽爾高原でこの感動を味わうことになる)、昔から人々が暮らし、信仰が根付いた里山の風景的な素朴さあり。

 

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もっと心安らいだのが、狭井神社の手前にある小さな茶屋
田舎のおばちゃんの家に上がり込んだような、タイムスリップしたテーブルで、氷がのっかった素麺をすする。これぞ日本の夏ともいうような。

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肉に酒に買い出しを済ませる。さらに山奥へと進んで、曽爾村へ。

 

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谷に沿った道を登って行って、左に折れてキャンプ場に荷物を置く。自分は今日帰る組に回らざるを得なかったけど、宿泊組はこちらのコテージで一泊の月曜解散(だが、豪雨で結構大変な帰路だったらしい。旅の天気は選べないが、間髪でカオスになる。2週前の秋田然り、これを書いてる2月の金沢行き然り)なので、いったん立ちより。奥に草原が見えた。これが次の目的地曽爾高原なんだけど、この時点ではただの牧草地にしか・・・


反対側へ登りかえして林間学校で賑わっていそうな少年自然の家をかすめつつ、一番奥が高原の入口、何でもない砂利場だけど、しっかり駐車料金をとるおじさんが座っている。ほかに車は、数台

 

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虻が飛びかかってきそうな轍を抜けると一気に視界が開ける。
真っ青な空と緑が輝く、という表現がしっくりくる草原
全く期待していなかった(というか、この日の行程も良く知らなかった。~最近は誰か任せの旅、どこのエリアに行くかしか、事前に確認していない)だけに、カメラを持って走り回る。分け入ると草負けしそうだとは、後で気付く。

 

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あれこれ数十枚撮ったが、結局は背高く伸びた濃緑の草原なので、ちょっと俯瞰してるのが一番良いと、写真整理するころになって。

 

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登って丘の上までも行けるらしいけど、時間もあるので中腹で折り返す。野焼きとか草紅葉の頃に再訪したい。その時は、駐車場も混むんだろうか。
けたたましく羽音立ててドローン飛んでた。練習にはちょうどいい場所だわ、そしてちょっと憧れる。

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 少し下の「お亀の湯」で汗を流す。普通のまちおこし的に作った日帰り温泉の造りながら、お湯が良い!しんとろ同様のアルカリ性でちょっとぬるっとしつつ肌に馴染む感じ。露天風呂からの景色も開放的で、お湯はぬるめなのでいつまでも入っていられる。

バーベキューに参加し、帰宅組は山を下りる。
ちょっと駆け足だったけど、市内だけじゃない奈良を知れたよい週末でした。

そして、新しいメンバーで旅するのも久々で、ちょっと新鮮な感覚を取り戻した気がする。