岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

10/7〜8 最後は徳島、剣山の紅葉登山へ(その1)

血は争えない、ともいうけれど親戚に似た趣味を持つところからして、やっぱりDNAと育った環境は人格を形作るのだな、と思う。

 


男は皆ある程度の放浪癖があり、そしてもれなく鉄ちゃんな家系に育つと、高校で18きっぷの旅に出て(当時はまだいろんなムーンライトがあった)、大学でチャリにテント担いで北海道を放浪し、就職しても週末はあちらこちら。出張と合わせると月の半分は家に帰っていない生活を送り・・・大阪に来てからも日本のヘソに近くなったとふらふら。

深夜特急に感化されるように、仕事を辞めて世界放浪とか、そんな感じにはならずあくまで「在家」の旅人であり続けることは、できている。

 


ようやく、日本の47都道府県すべてに足を踏み入れることができた。最後に残したのは徳島(ちなみに45番目が和歌山、46番目が奈良)→大阪から高松行くときに、バスで通過したはずだけど、地に足はついていないのでという考え方にて。

 


次は、ちゃんと県庁所在地を目指す目標になりそう。残してるのは茨城(水戸)、高知、徳島の3つ。その次は、諸国一ノ宮踏破になるのかしらと。

 

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***

 


徳島で目的地に選んだのは剣山、西日本で数少ない百名山のひとつ。

やっぱり紅葉が恋しい。10月3連休で楽しめる場所はそれなりに高いところ。

色んな目標が合致して、土日+休養1日の組み立てで登山旅へ出かける。

 


初日に山へのプランと両にらみだったけど、土曜は雨降らないまでも天気すぐれない予報だったので観光に充てることにする。

 

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朝に大阪を出て、明石海峡を超える。通過だけだけど淡路島。日本神話的にも欠かせない場所らしいので、いつかじっくり見て回りたいところ。1泊2日でチャリ1周とかありかもね。SAのスタバで朝食として、鳴門海峡越えて徳島へ入る。

 


休憩しつつだけど、それなりに道が混んでたこともあり正午ごろに大歩危渓谷に到着、ちょうどラフティングの世界大会?をやっていたらしく細い道の隅々に車と人々がたくさん。

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道の駅でひと休みしながら、渓谷美をカメラに。

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そしてちょっとした妖怪談義な駅でした。コンクリ—トの無機質で、ちょっと閑散としたところもなかなか雰囲気にあってるかも。川の対岸は線路、アンパンパン特急が通過していく。学生時代に、まだ車なんて運転できなかったころ18きっぷ大歩危小歩危いけないかと画策し・・・あまりの鈍行列車の少なさに断念したことを思い出す。やっぱり車は便利だ。

 

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少し上流に戻ってつり橋や展望台的なところからも。

荒々しいというほどの迫力はないけど、両側きれいに削られた美しい渓谷だと思う。なにより、スケールがでかい。

 


さて、さらに奥地へと。