年末年始は、これまでどおり基本的には長崎で過ごすことにした。2016-17のように元旦早々から台湾に飛ぶことはなく普通に帰省する。
やっぱり神戸からのスカイマークが便利だ。午前着の便がなくなったは残念だが、JAL・ANAよりも安く、関空まで行く手間や、予定変更のリスクを考えたらピーチより安い。もっとも最近はピーチのブランド化が顕著で、これはこれで問題というか、ちぐはぐな感は正直否めないのだけど、新しい客層を開拓した成果ということで。高速バスのウィラー然り。
午後に長崎空港に着いて、バスで市内へ。
ちょっと散策してみる。全国津々浦々を巡った足跡には、やはり御朱印帳が便利だ。そんなわけで半年前に始めてそろそろ1冊目折り返し。初詣に行ってたこちらにもと諏訪神社へ。もちろん、長野諏訪の「支店」ではあるが、長崎くんちの奉納先でもあり、鎮西大社なんてもいわれる長崎の総氏神という立ち位置で。坂の街なので、何度登ってもやっぱり急な階段を登って本殿にたどり着く。ここからの眺めは・・・そこまででもない。(角度的に、港が見えず、山の景色のみ)
御朱印は500円と相場?よりも少し高め。おくんちを模した栞がついてくる。
ご当地感を出しつつ、増収対策かなと。あまり参拝者がいない時期もまいにち駐在するとなると、御朱印代は維持費の足しとみるか、(同じく決して多くない絵馬とお守りのために開けるなら)採算ラインを割っているが、やめるにやめれないとみるか。(おっと、こんなことを書いていると、國學院あたりに怒られそうだが、率直な感想として。寺社でレクサス乗り回すのはちょっと違和感を覚えるが、持続可能性はあるべきだと思っているのです)
さて、めがね橋を定点観測して、この日が最終営業日だった「きっちんせいじ」にもよってみる。既に店内は関係者とメディアで混みきっていて入れないが、子供の頃よく連れて行ってもらっていたので、ちょっと懐かしむ。
味というよりは、特色とノスタルジーが売りの店だった。ちょっと大人になってから思う。子供の頃は、街に出たときの楽しみで、祖父によく連れていってもらったっけ。
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大晦日、ちょっと時間が空いたので車を走らせる。仁田峠と温泉を目指す。この前の週に有馬温泉に行ったばかりだが、やっぱり関西は温泉が少なくて少し恋しくなるので。
とはいえ、雲仙は、正直遠い。ケチって下道メインで走ったのだが、そもそも高速道路とは無縁のエリアなわけで。東長崎から森山・千々石と橘湾沿いを進む。ちょっと冒険して雲仙鉄道跡の旧道を走ってみようかと思ったが、借り物の車だし、無理をしない…
小浜の湯煙をみると、少し懐かしく、そしてこれぞ温泉街だなって!
雲仙は何度か来ているが、仁田峠まで足を延ばしたことはなく。霧氷もあるのか期待しつつ、一方通行、要するに山道の仁田峠道路へと向かう。無料開放されたはずだが、料金所は現存し、協力金ということで100円を払う。まっ、100円だし。元々は700円ぐらいしたらしい。
地形に逆らわないヘアピンカーブと隘路が続く。途中の展望台から深江と有明海が一望できる。
ロープウェイの山麓駅あたりからは、平成新山と、溶岩流れた道筋がくっきりと。
霧氷は朝のうちで溶けてしまったらしいので、上には登らず、温泉へ。
日帰り湯で汗を流して。
久しぶりに硫黄っぽいお湯にがっつりと浸かる。
年明け、やっぱり皿うどんで心を潤して、日本一甘い、というか、長崎が近すぎる(けど平戸の)お菓子、カスドースを職場のネタに調達して帰阪する。
そんな感じで始まった2018年、ほどぼど山に登りつつ、放浪癖は、治ってません。