岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

2/1〜2 出張ついでの広島旅行(その2)

広島にきて本場のお好み焼きを食べて、少しお酒が欲しくなってくる。ゲストハウスにチェックインしてから飲んでもいいんだけど(結局、チェックインしてからも飲んだわけだが) どこか近場で立ち飲みとかないかなって。検索してみると…意外とヒットしない。

 

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ちょっと離れた場所でビールスタンドを発見!営業時間17時〜19時、メニュー生ビール飲みという尖りまくっている情報に心躍る。店の前に着いてみると、なるほど結構な行列あり。みんな飲み会前のゼロ次会的な雰囲気と推測。酒卸の一角で生ビールを提供しているようで、店内は樽3つを囲って10人立てばいっぱいかな、という狭さ。奥にどっしりした昭和タンスのようなビアサーバーが鎮座

生ビールだけで、食べログTOP5000に名を連ねてしまうのだから、大いに期待してしまう!

 


普段はアサヒの樽生で提供しているらしいが、ビール閑散期の冬のシーズンは話題作りもあって各社のビールを順番に提供している様子、この日はサッポロ黒ラベルで運が良い!

ちなみに、サッポロはアサヒに比べて泡の粘り気が強くて注ぐのが難しいらしい。素人目には、違いわからぬ・・・

 

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まずはメニューの一番上に書いてあった「一度注ぎ」で。勢いよく注がれて、はいどうぞ!と。手早さの中に繊細なバランス技があるんだろうなって。たぶん自分がやったら泡だらけになっちゃう。すっきり美味い!生ビールサーバーの管理と注ぐ人の腕で味が変わるという、話は聞いていたが、ありありと実感する。

 


2杯までしか頼めない・・・し、シェアできる相手もいないので残る選択肢はひとつだけ。対極になりそうな「三度注ぎ」を選ぶ。こちらは半分位まで勢いよく注いでしばし放置、ほんとにだいぶおいといて、もう一度、まだかなとだいぶ「一度」に抜かれてようやく本線復帰で登場!確かに!泡の味がしっかり。キリンシティの泡がこんもりとしたビールと同じ構造みたい。仙台で出張帰り、新幹線待ちに寄っていたころが懐かしい。

 

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「重なる富の生ビール」とは、よくいったもの!

隣席が、作者だった模様

 

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お好み焼きとビールでちょうどそれなりに満たされたのでゲストハウスに向かう。広島駅までは路面電車に乗るほどの距離でもなさそう。これにそっててくてく歩く。夜の撮り鉄に挑戦していると、交差点の向こうからぽっかり満月が。

どうしても組み合わせて1枚撮りたくなって、角でひたすら粘る。

 

 

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まま、いい感じに収められたかな。

 

 

 

いろんな寄り道で宿に着いたのは20時過ぎ。

横川駅近くの「ゲストハウス碌(roku)」に泊まる。

ちょっと古い民家を改装した20名弱ぐらいのキャパシティで、カフェ&バー付きの交流型ホステルタイプ

近所のおじさんも遊びに来てて、根差したいい感じの宿になってる様子

大都市の大箱タイプでは味気なくて、一人旅でふらっと行くならこれぐらいの規模のところが一番良いなって思う。

ウェルカムドリンクで、ハーフサイズだけど駆けつけ一杯サービスっていうのがありがたや!広島なので雨後の月も呑みつつ、軽く語らって明日に備える。

設備も新しいわけじゃないんだけど、水回りはしっかりしてるし、清掃行き届いててとても快適。宮島口に前入りも考えたけど、ここでちょうど良かった。