岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 名神ハイウェイバス 名古屋→京都

2018年9月8日

名神ハイウェイバス京都超特急

名古屋駅新幹線口18:20 → 20:29京都駅烏丸口

西日本ジェイアールバス 運行便

 


名古屋で所用があり、朝は少しでもゆっくり出発したいので新幹線で一気に移動するも、帰りは夕方で特に飲みもなく終わったのでのんびりバスで帰ろうかなって。18時ちょっと前に新幹線口のJRバス乗り場に到着、18:15発の京都か半発の大阪か。

大人しく、大阪で良いじゃんというところをひねくれて京都行きにしてみようと思う。所要時間も運賃も、昼特で新快速を使えば変わらない。2時間ちょっとが乗車時間としてはちょうどいいと思う。本読んで、軽く寝て、飽きる前に到着という段取り。

 

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さて、「空席調べてみますね」と言われ係員奥でパソコン叩き、ちょっと不安になったが何のことなく乗車券を購入してしばし待つ。発車時刻近くなったので、待合室から少し離れたロータリー奥の乗り場へ。

 

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乗り場にはすでに20人ほど並んでいて、ほぼ満席かな?と予想される。

ちょうど夕暮れで、向かいのビックカメラのネオンもうるさすぎずちょうど良い。静岡・福井・高山と大阪からは1日数便の行き先も結構高頻度で運行されている。

 

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京都線名鉄が運行参加しているので始発が名鉄バスセンターになっていて、駅の反対側からやって来るのをしばし待つ。発車時刻の18:15にようやく横付けされて改札が始まる。名鉄バスセンターからの乗車と合わせて、ほぼ満席の盛況ぶり。

 


新幹線だと35分、5,000円に対して高速バスは2時間20分で2,550円&往復だと4,200円と「1時間を1,500円で買う」構図、運行頻度は圧倒的に新幹線だが、名古屋から京都日帰り観光というのは、手頃な距離と値段の選択肢に思える。

 


車両は2006年式のいすゞガーラで11列後方トイレ付の中距離路線用の標準的なタイプ。補助席付でシート幅が広いとは言えないが、前後間隔はAB列側だったこともあってけっこう余裕あり。調べると、この車両は夜行用の仮眠室も設置されてて青春ドリームとかでも使えるタイプらしい。うーん、この設備で、というか4列で夜行はもう辛いかな…

 

さて、それなりにスーツケースなど荷物を抱えた乗客が多かったのと、いかにもJRバスな丁寧で慎重な改札で割と時間がかかり、5分遅れの18:20に名古屋駅を出発した。駅周辺はそれなりに混んでいたが、烏森から名古屋高速に入ると順調な巡航を続ける。

車内はわりと話し声も飛び交い、前方ではいかにも関西なマダムが勤務先で有休がもらえないとひたすら嘆き、合間には中国語も聞こえてくる。

 

 

だいぶ日が短くなってきたので車窓はなく、夜の新名神をひた走る。発車から1時間ちょっと、少し眠った頃に江南PAでの休憩となる。19:29着、43発のアナウンス

 

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隣には派手なシートが並ぶバスが。5分早いダイヤで同じルートを走る京都観光バス(東京・大阪バス系列)の京都行きだ。満席のこちらJRバスに対して、乗車率半分弱で乗る方にとってはちょうど良いレベルだが、運賃設定はほぼ同じ。この差は運行頻度の利便性によるものか、ブランド力なのか?JRバス・名鉄近鉄と大手系が組んでる方がやはり強いようだ。ターミナルも良い立地を持っているわけで。


案内通りの時刻に発車して間も無く、短いトンネルを抜けると雨の世界に。名神に合流する辺りではかなり降っていたが京都が近づくにつれて落ち着いていく。京都深草にも停車するが下車なし。程なくして京都南で退出、終点へと向かう。

この時点で名古屋での遅れは取り返しており、京都市内もスムーズに流れたため、ほぼ定刻で京都駅に到着した。


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新快速に乗り換えて、大阪まで賞味3時間、通しでバスに乗るのと変わらない。これもひとつの選択肢かなと。