岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

高速バス乗車記録 東海道昼特急 大阪→東京

2018年10月6日

東海道昼特急302号

大阪駅JR高速バスターミナル6:40 → 15:17 バスタ新宿

西日本ジェイアールバスJRバス関東 運行便

 


ついにバスで東海道を上る時がきた。

飲み会のために上京するのなら、別に昼間は移動時間に充てて良い。

8時間かかるけど、3列シートで6,200円しかも2階建なら安さにもバスにもワクワクする。

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***

 


早朝の大阪駅バス乗り場は夜行便の降車ひっきりなしで、いろんな表情をしてバスを降りていく人たち。

2階建の青春エコドリーム号は通路までスーツケースであふれていた。

 

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鳴門海峡が通行止めになってしまってる影響で四国行きの高速バスが軒並み運休になっている。松山とか高知行きは瀬戸大橋を迂回して走るらしい。さすがに徳島はそうもいかず。この場合、和歌山経由の南海ルートになるんだろうか。

 


とはいえ、前週の台風ほどは影響がなく、落ち着いた時間が流れている。

 

 

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ちょうど10分前に2階建の昼特急が入線してくる。予約で満席、難波には寄らず中心部の乗り場はここだけなので結構な列になる。

さて、はじめての2階建高速バスはいかに。指定した座席は2階のA列、階段で上のフロアに。3×11列の作りで運転席の分、1列多い。1階席も含めると10席ほど輸送力が高い。シートはかなり大型のもので、その分通路が狭くて乗り降りには難儀するが空間としては快適そのもの。 どうやら初期のプレミアムドリーム号のシートを移植したものらしく。お買い得なやつ。車両は2003年式とかなり古いタイプだが、エアロキング自体がデザイン変わっていないこともあり、そこまで古さを感じない。

40席近い収容力が貴重な戦力なので、かやり大事に整備されている模様。車内に劣化を感じるような箇所はない。

 

 

 

始発時点でほぼ満席となり、定時出発で御堂筋を北上する。渋滞なく桃山台駅近くの千里ニュータウンバス停に数分の早着、2名乗り込んできっちり定刻まで待って動き出す。名神高速上の3ヶ所も乗車予約なくても(飛び乗りあっても満席で断るのみのはずだが)時刻通りに律儀な停車を繰り返す。

 


深草で乗車完了したのち、 早くも大津への峠越えで最初の渋滞にはまる。距離は5キロほどで3連休初日の朝、ピーク前に抜けれたと考えれば軽くて済んだ方かもしれない。

忍者の里、甲南PAに8:20着で25分間の少し長い休憩になる。前半の西日本ドライバー区間ではここだけなので、法律とかいろんな関係があるのかなと。

 

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予告通り45分に動き出す。カーテン付きということで人数確認はしない。

新名神を少し走ると夕立ような叩きつける雨が降り、雲の中を走るような白黒の世界になる。全体的にスピードもちょっと遅めになってくる。伊勢湾岸道との合流地点で再びの滞留が起きる。

 

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しかし、ダイヤに余裕があるのか三ケ日インターの運転手交代地点には定刻の10:37きっかりに入線する。ここで東西入れ替わり。ドライバーはJRバス関東所属に。

 


再び高速に戻ってすぐの浜名湖SAで二度目の休憩、今回は15分

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展望台から浜名湖一望も、天気にはあいにく。名物うなぎパイは「夜のお菓子」、朝と昼は?ちゃんとありました!スッポンとしらす。朝から威勢がよすぎる気もしますが。

 


東名高速を淡々と上っていく。牧之原PAの広大なトラック駐車場にびっくりしたり、所々の茶畑にさすが静岡とかみしめたり。昼寝を挟んで桜エビの看板が踊り出したら由比の街まで到達した証だ。だいぶ、東京が近くなってきた。

 


ちなみに静岡県内でも各停留所ごとに1名2名の下車はあり、それなりに区間利用もされている様子。大阪→静岡の完結便は少ないのでこうした使い方になる。

 

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足柄SAにもほぼ定刻の13:10着、25発とアナウンスされる。台風接近の強風ゆえか富士山は厚い雲に覆われている。食料補給なども済んでいるので車内で待機

 


この先の首都高速で事故渋滞発生の報が入ったと運転手より随時案内がある。その通りで東名向ヶ丘までは定刻を刻むも、ノロノロ運転となり池尻大橋には30分遅れで到着。ここで15人ぐらいのまとまった下車になる。渋谷まですぐなのと、時間が読める鉄道にすぐ接続する立地だからか。

 


一般道を北上して都庁前で右に折れると、新宿南口のバスタに入線する。こちらは混雑なく若干遅れを巻き返して+17分での到着になる。もっとも、7時間半走ってこの誤差なら文句ない。

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3列シートだと隣を気にせず寝て起きて本読んでなので、疲れはほとんどない。飲み会上京なら、全然ありの選択肢だ。