岩手から旅日記・大阪編

週末、東北をあちらこちら。→17年春から大阪へ。さらに名古屋

4/14〜15 春の金沢、地酒合宿(その1)

酒飲みたちが春合宿と称して金沢に集う。

サンダーバードで2月、3月に続いて3連続で北陸の首都へ。

 


いろんな酒を飲む。

農口さんが勢ぞろい。

 

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***

 


土曜朝、7時の3号で2時間半の旅。始発駅だし、それなりに早い時間なので自由席で十分だろうと&金券ショップでは、なんと昼得(当時はまだまだ活躍中だった、終わりはみえていたけど)と回数券を組み合わせて正規運賃より600円ぐらい安く行ける組み合わせが売られていた。みどりの窓口で発券させられる係員の苦笑いが浮かぶが、まま、制度上はOKなので、ちょっと後ろめたさ感じつつも活用させてもらう。でもこの組み合わせ、乗車券だけで4枚になるから出るとき自動改札通れなくて、まさに検問なんだよね・・・車内検札は割と見慣れた感じの対応でしたが。

 


さて、車内は予想通りでそんなに混んでない。

意外と大阪→京都の短距離利用も多い。確実に座れて30分くつろげると思えば使いようなのかな。京阪のプレミアムカーもそれなりに利用者がいるわけで、ライバルはこのサンダーバードだったのかも。

この通りで京都である程度乗客入れ替わりつつも、乗車率7割ぐらい、隣席にはだれも来ず、グループはまとまれるといういい感じの密度で湖西線を進む。

敦賀・武生・福井と停車駅を重ねる度に、「北陸ロマン」のチャイムが耳に焼き付いていく。いい日旅立ちベースの国鉄的な旋律だけど、日本海の荒波を連想させる深くて黒い感じもありって妙に高揚してくる。

 


東日本が「休日倶楽部」なんてしっとりした広告を打って(その割には激安パスで我々出張族の宿を悩ませて)いたのと対照的に、西日本はちょっと京都的奥ゆかしさ、といったらピント外れと怒られるかもしれないけど、どことなく、深い広告コミュニケーションを取ってくる気がする。

まま、そんな恩恵にあずかれるまではまだまだだいぶの期間がかかるわけだけど、そのころもJRは今の区割りとか体制のままなのかな?

 


3時間弱が、ひとつの交通機関で移動するのに疲れない境目だと思う。寝て起きて、こんな考え事してのサイクル何度か回して、ちょうど到着というね。

10時前に金沢駅に到着して、各所から合流となる。

 


昼から酒を呑むので、車を使わずに金沢市内を散策する、どこに行くかはあまり決めないまま(スケジュールとして決まっていたのは、宵の居酒屋と、日曜夕方の忍者寺だけである)近江町市場へと。

 

 

 

市場も、駅から続々流れてくる我々旅行者を巻き込み、徐々に混みはじめてきた感じだ。とはいえ、過度に俗化・観光客ホイホイには至っていないので、結構生活感ある品揃えで豪華な直売所といったところ。これは楽しい。

 

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魚はイカイワシに、結構豪快な陳列のフクラギ・要するにブリの子ども。

結構安いやん、どのくらいの味わいなのか、目利きは全くできないけど、このレベルで近所にあれば、いろいろ魚料理に挑戦している自信がある。

 


フクラギ350円でしょ、そしたら刺身と塩焼きとブリ大根で独りだし2日持つかなって。

 

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山のほうでは筍とか山菜とか。筍は売れ行き好調!と言わんばかりに結構穴が開いてる。うーん、こちらの方が家での加工難度は高いかな。米糠で茹でれるほど大きな鍋もっとらんってね。

 


土産物にするなら、やっぱりホタルイカの干したやつ。タバコ吸わないけど、このために後でライター買った。3つで1,000円だから、迷わず1括り。

 


歩いてると、いい感じに呑める場所!まだまだおでんが美味しい季節です。