GW後半戦は大山登山の旅へ。2泊3日の中で、条件が一番良さそうな日に登る算段で向かう。スタンプラリーではないのでせっかくなら晴れて見渡せる世界を歩きたい。当初の予定では、2日目に登るのを想定して1泊目を山麓のペンションに、2泊目は三朝温泉に(もう少し海側の温泉地を取りたかったのだけど、GWでどこも高い&そもそもほとんど空いていない)
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初日はどんよりとした天気で、予報だけで今日登るのはあきらめる。早朝から走らずに、境港でちょうど昼食になるように逆算して出発!
米子道からみた大山は、がっつり雲の中で、やっぱりこれは無理だったなと。というわけで、境港エリアを観光して宿に入るスケジュールを組み立てる。(これはほぼ想定通り)
12時半に境港の手前まで到着して、お昼は回転寿司に。北海道や北陸ほどじゃなくても、港町の回転寿司はある程度信用していいかなということで。さすがに駐車場も店内も満員でしばし待つ。120円均一なので(といういい方は良くないかな、グルメ系ではないという意味で)地魚よりは、やっぱり定番ネタに振れてる品揃え。ちょっと地物っぽいので「境港サーモン」を中心に食べ進めた。
ここから境港駅近くの「しげるロード」はすぐそこ。駐車場もわりと近く(日の出駐車場)に滑り込めたので下りて少し歩けば妖怪の世界へ。
「目玉おやじまんじゅう」とか「妖怪食品研究所」とかまま、要はおかしなんだけど、ネーミングとヴィジュアル(インスタ映え)で勝負する。地域の特色を生かしていることは確か、あんまり食指はのびずだったので、店を撮って楽しむ程度に・・・っていうちょっと冷めたまなざしを送る観光客がこちら。
とはいえ、歩いて楽しい通りだった。道端のオブジェで鬼太郎とか、目玉おやじとか主役級を探すのだけど、なかなかおらずで食い入るようにひとつずつ見てしまう。実際のところは、脇役クラスはキャラクターわかっていないので、微妙ではあるのだけど。そしてやっぱり主役たちは駅の近くの方にいました。我らは反対側から向かっていたわけで。
道中の「妖怪お休み処」と書いた建物から、ちょうどおもむろに(実際はスケジュールが決まっているのか、本当にタイミング良く出くわしたのかは不明)鬼太郎と死神?が記念撮影で軒先へ出てきた。スススッと並んで写真を撮る。鬼太郎と。あまりの人気格差に、死神、途中でしれっと去っていく。
境港駅には巨大な壁画、ここは鬼太郎の国ですよと。そういえばいつの間にか、米子は鬼太郎空港に、鳥取はコナン空港になってますね。
それを暖かくみまもる先生の銅像も。この夫婦でほっこりな構図の物は・・・って、ゲゲゲの女房、のことさえ予習せずにここまで来たのでしたはい。
道すがらの「JAPANESE SAKE BAR」に立ち寄ることは叶わずだけど、結構楽しめたしげるロードでありました。
まだまだ15時過ぎでもう少し足をのばそうと、橋を渡って島根県へ。しかも、せっかくなので江島大橋=ベタ踏み坂をそれっぽく撮ってみたいと回り込む。
そうすると、彼方に雲を脱ぎ捨てた大山の姿が。でも、めちゃめちゃな強風なのは明らか(このちょっと内海のはずな岸辺でもかなり風が打ち付けてくる)で、このまま明日も晴れてくれればと期待するばかり。
牡丹を浮かべた池を目指して由志園へと。入場料1,000円か、ぎりぎり許容範囲!