そんな19年の絶景キュレーションほいほいから目を離せない(?)秋扇湖の水中木からさらに標高を上げて、この独特の色水を作り出している玉川温泉へ寄り道。浸かるのは刺激的で落ち着かず、要するに温泉で疲れをいやして〜な流れではない場所なので、散策路をぐるっと。
相変わらず、98度の強塩酸が噴き出す源泉
風向きによって、煙が切れると一瞬だけ顔を出す。
青空に噴き出す蒸気と鮮やかな硫黄
荒涼とした大地だけど、やっぱりここは人が途切れない。
北投石も相まって、民間療法的に湯治に、望みを託して療養に訪れる。
雪崩事故の鎮魂碑、言葉は途中まで事実淡々遠回しであるが、『生きることを諦めなかった』の一節が果てしなく重い。
気を取り直して次へ。峠を越えつつ、八幡平アスピーテラインで再び標高を上げていく。いつもは数百円をけちって少し下の駐車場に入れるんだけど、今回は人数もいるしで堂々と見返峠の駐車場に入る。青空に、だいぶ雪を飛ばした岩手山と、まだまだ白い八幡平
ここで雪山装備・・・を整えて(どちらかというと足元より、反射光対策なわけだが、靴はスニーカーそのままだし私)ざくざくとドラゴン・アイたる鏡沼を目指す。道はわかっているので、足元だけ気を付けていそいそと。完全に雪道だしね。登ること約15分で鏡沼に到着!
さて今年は・・・完全に目玉にはなっていないものの、快晴がそれを補って余りある!やっぱこれいい景色ですわ。雪道慣れしてると、そこまで到達難易度は高くない(そうでなくても、時間と長靴があれば大丈夫、年配の方でなければ)のだけど、あんまり混むのも嫌なので、「それなりの経験と雪装備を要する」なんて広報は続けてください。万が一、の事故があって封鎖されるのはもっと困るしね。
せっかくなので、八幡平頂上のテラスにも登り、雪解けの八幡沼とかもろもろも写真に収めつつ、回り込んでレストハウスに戻る。
なんやかんやで、滞在2時間となかなか。
宿の夕食に遅れるのは厳禁!なわけで温泉立ち寄りは諦めて宿に入る。
そして、ならぶお酒
想定内だが、ざっくりひとり4合くらいはあるかなと。山菜と自然食で胃を洗いつつ、楽しむことでストレス発散と解釈して。
夕食はこちら。主菜の鶏肉のようなものは、実はこれ、サメらしい。臭みも全然なくてびっくり。
毎食こういう風にしっかり食べるのは無理でも、意識として、そしてたまにの実践例としてこの宿にきて足元見つめなおすのは必要だと感じている。
と、傍らでいろんなものが用意されてるわけで。
塩釜からの鰹はタタキで、日本酒も減っていく。
そしていつも通り、途中で意識飛ばして寝床へと階段登る・・・