名神ハイウェイバス京都線
2020年6月5日
名古屋駅(新幹線口)17:20 → 19:58京都駅
西日本ジェイアールバス 運行便
コロナ騒動もひと段落して、ようやく堂々と必要な行き来はできるようになった感がある。
6月に入って各地への路線も運行再開、少しずつ元の便数に戻りつつありそうな気配がある。乗客数が元に戻るのは多少先だとしても、ずっと車両と乗務員を寝かしておくわけにもいかない。
とはいえ今回乗車した名古屋-京都間は比較的減便が少なく、半数強は継続して運行されていた。
大阪ほど総需要は大きくなくても、アーバンライナーにあたる「そこそこ早くて、まあまあ安い」選択肢がないためコスト重視派に根強い人気がということかな。
この路線に乗るのは2度目、確か前回も名古屋発だった気がする。
17時すぎに名古屋駅の高速バス乗り場へ着くと夕方の出発ラッシュで飛騨高山、東京、大阪、京都、山梨行きとこの瞬間だけ切り取ればそこそこコロナ以前に戻りつつあるような、雰囲気もある。
10分少し回ったところで名鉄バスセンター始発の京都行きが到着する。西日本JRバスなので乗車改札はバーコード読み取りの「ちゃんとやる」パターン
季節柄窓側しか使っていないので乗客にとっては快適な状態が保たれてるのかもしれない。隣が空席保証ってのは、正直ありがたいもので。
バス会社としては【満席】でも採算は厳しいくらいだろうから運賃とかにも跳ね返ってくるかもしれない。季節柄のマスク着用は息苦しいが仕方ない。蒸し暑くはないのでそんなものと思って
名古屋からの乗客は13名と思いのほか多い。車両は2013年式の日野セレガで昼行バスの標準的なシート・内装で率直にこれといった特徴があるわけでもない。
床下に簡易的な仮眠室備えてて、当初は京都からの広島行き専属だったらしい。
新幹線口を出発して高架をくぐり、名駅ランプから名古屋高速へ。こちらの便は名神経由なのでこちらのルートをとる。新名神経由だと、反対側へ出ずに西側から高速に乗ったはず。
一宮から名神高速へ。金曜夕方とはいえ交通量はまだ多くない。大垣までほぼ定刻で走る。
その後ひと眠りしていたら18:31に多賀サービスエリア到着、そのままバス停横付けで休憩となる。車外へ出なかったが、売店やお手洗いまでもそこまで遠い距離ではなさそう。
続く百済寺で1名下車、名神八日市でも降車ボタンが灯る。なるほど、区間利用も多くて減便が難しかったのかと推測してみる。
インターの料金所手前にある名神八日市バス停をみてびっくり。軽く行列になっている。3名が下車して、12名乗車。名古屋駅からよりも多い。近くの総合病院とか、通勤利用もありそう。この時間からお出かけばかりでこの人数はちょっと考えづらいところ。
というわけで基本は空席な最前列まで使ってちょうどみんな、窓側に座れた様子に。意外なところからの盛況ぶりでこの路線がコロナ減便少なかった理由を垣間見る。
八日市からの乗客も含めて、京都深草で8名ほど下車、やっぱり通勤用途もありと見える。京都市内多少の混雑もあり、ほんの少し延着で京都タワー麓へ滑りこむ。
乗り通したのは10名にも満たず。区間輸送も侮れないことを知る。